
The Black Crowes (Image credit: Ross Halfin)
ブラック・クロウズ(The Black Crowes)のギタリスト、
リッチ・ロビンソン(Rich Robinson)は、「とんでもなく有害な」バンド内の力関係がバンドを何度も解散に追い込んだと語っています。ポッドキャスト『 Bob Lefsetz Podcast』の最近のインタビューの中で、こう振り返っています。
「バンドにいるっていうのは、結婚生活や家族の一員であることと同じようなものなんだ。どんなバンドにも家族のような力関係がある。俺たちのバンド内のその力関係は、とんでもなく有害だった。成功が見え始めたその瞬間から内輪揉めが起き始めて、あらゆる厄介なことが起き始めたんだ」
ブラック・クロウズの混乱には、エゴや薬物乱用といった要素も影響していましたが、リッチは、バンドの他のメンバーが、彼と兄でヴォーカルのクリス・ロビンソンとの間の対立を煽ろうとしていたと主張しています。
「うちの元ドラマーが何度か言ってたんだけど、“お前とクリスがうまくやってる時が、バンド全員にとって一番怖い。だってそうなると…もう止められなくなるから”なんだとさ。まあ実際、当時はそういう雰囲気はすごくあった。
だから、クリスと俺を引き離そうとする圧力がすごくあった。分断して主導権を握ろうとする動きがたくさんあった。みんなにとってプラスになるはずの“俺とクリスがうまくいっている状態”を前向きに捉えるんじゃなくて、俺が“ちっぽけでつまらない権力争い”って呼んでるような、くだらない思惑を押し通そうとする人たちがいたんだ」
ブラック・クロウズが2020年に再結成した際、ロビンソン兄弟は過去の過ちから学ぶことを決意していました。
「再結成したとき、そのことについてちゃんと話し合った。
多くの人がわかってないのは、俺たちは解散していた間も毎年ツアーのオファーを受けてたってこと……つまり、やろうと思えばいつでもツアーはできた。でもその時点で、クリスと俺はそれぞれ別の活動をしていたし、たしか8年か9年は離れていたと思う。それで、(再結成は)俺たちにとって本当に重要なことだって決めて、それで、やるなら今までとは違うやり方にしなきゃいけないとも思ったんだよ。
もしまた同じくだらないことを繰り返すなら、やりたくないってはっきり言った。またケンカして、つまらないいざこざが起きて、誰かが俺たちを引き裂こうとするような状況になるなら、俺は絶対にやらない。そんなのはごめんだって言ったんだ。そしたらクリスも同じことを言っていたんだよ。
ポジティブな状態を保つには、新しい人たちを入れるしかないって2人で決めた。新しいバンドメンバーや新しいマネジメントを迎え入れ、いわば一からやり直す。すべてがここから再出発するっていう形をはっきりさせるためにね。クリスと俺の関係にとっても、バンド全体の関係にとっても、こうする必要があったんだ」