Tomas Lindberg of At The Gates, photo by Olly Curtis/Total Guitar Magazine/Future via Getty Images
スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、
アット・ザ・ゲイツ(At The Gates) は、ヴォーカリストの
トーマス・リンドバーグ(Tomas Lindberg) が2025年9月に亡くなる前に完成させていた新スタジオ・アルバム『The Ghost of a Future Dead』を4月24日に発売します。バンドは新たな長文の声明の中で、このアルバムの制作の経緯について、そしてトーマスへの想いを語っています。
「『The Ghost of a Future Dead』のレコーディングについて
2024年2月、俺たちはプロデューサーのイェンス・ボグレンとともにファシネーション・ストリート・スタジオに入り、2月から3月にかけてすべての楽曲のレコーディングを行った。追加のレコーディング・エンジニアはAlexander Backlund。
2023年12月中旬までには、アルバムの楽曲は、ほぼ書き上がていたが、その頃、トーマスに悪い知らせが届いた。
俺たちは彼と話し合い、当初の予定通り、2月から3月にかけて楽器パートの録音を進め、ヴォーカルは2024年の後半に録るのが良いだろうと決めた。
しかし、この計画は実現しなかったため、スタジオレコーディングの前にトーマスがPer Stalbergと共に録音していたデモ・ヴォーカルを改めて確認することになった。
その出来の良さには全員が驚き、特にトーマス自身が一番驚いていた。
ファシネーション・ストリート・スタジオでの作業中も、俺たちは毎日写真や動画、進捗報告をトーマスに送り続け、最初の手術と回復期間の後に彼が前向きな気持ちでいられるよう努めた。レコーディングは非常に順調に進み、俺たちはこのアルバムに全力を注いだ。
“The Fever Mask”では、Charlie Stormにアルバムのイントロを手がけてもらい、“Det Oerhorda”にはFredrik Wallenbergがゲスト・ヴォーカルとして参加している。
イェンスは2024年の春にアルバムのミックス作業を開始した。
俺たちはアルバムの曲順/シーケンスを最終決定し、トーマスは友人のRobert Samsonowitzとともにジャケット・アートワークの制作にも取り組んだ。
2024年の丸一年、そして2025年に入ってからの数か月間は、トーマスの回復を待つ時間となった。俺たちはリリース時期を探りながら、アルバムの準備を進め続けていた。
2025年の初め頃には状況が少し明るくなったようにも見えたが、5月初旬に彼の容体が悪化し、その後、回復することはなかった。
そして8月、俺たちは彼の状況について公表する時が来たと判断した
このアルバムは、俺たち全員にとって非常に重要な作品だ。
心血を注ぎ込んだ。
皆さんにも気に入っていただけることを願っています。
トーマスへ。
君の笑顔、温かさ、創造性、思いやり、そしてユーモア、そのすべてが恋しい。
楽器を手に取りバンドを始めたあの頃から、あらゆる音楽、アート、文学に興味を持たせてくれたことまで、君たはあらゆる面で俺たちにインスピレーションを与えてくれた。
この世界は、もう以前と同じではない。君は永遠に俺たちの心の中にいる。このアルバムは、君に捧げます」
以下は以前に公開された映像
「The Fever Mask」のミュージックビデオ
VIDEO
At The Gates line-up:
Tomas Lindberg - Vocals
Jonas Björler - Bass
Anders Björler - Guitars
Martin Larsson - Guitars
Adrian Erlandsson - Drums
■『The Ghost Of A Future Dead』
01 – “The Fever Mask“
02 – “The Dissonant Void“
03 – “Det Oerhörda“
04 – “A Ritual Of Waste“
05 – “In Dark Distortion“
06 – “Of Interstellar Death“
07 – “Tomb Of Heaven“
08 – “Parasitical Hive“
09 – “The Unfathomable“
10 – “The Phantom Gospel“
11 – “Förgängligheten“
12 – “Black Hole Emission“