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メガデスのデイヴ・ムステイン、がん治療を経て寛解に至るまでの7年間の歩みを語る回顧録『In My Darkest Hour』発売

2026/03/20 19:38掲載
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Dave Mustaine
Dave Mustaine
メガデス(Megadeth)デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)は新しい回顧録『In My Darkest Hour: A Memoir』を海外で9月8日発売。出版元はDa Capo。

ムステインは本書をニューヨーク・タイムズのジョー・レイデンと共同執筆しています。レイデンは2010年に出版された『Mustaine: A Heavy Metal Memoir』でもムステインと共同執筆しています。

ムステインは近刊される本書で詳述されている経験について、こう語っています。

「成人してからの人生で最も過酷な体験のひとつは、がん治療を経て寛解に至るまでの7年間の歩みだった。その歩みは、単に病院に行って診断を受け、治療をして、うまくいけば、その後もずっと幸せに暮らしていける、というだけの話ではまったくない。これは、自分自身を救い、生き延び、家族の絆を保ち、そして、そのすべての間に音楽を作り続けてきた、俺の旅なんだ」

プレスリリースは、こう続いています。

「デイヴ・ムステインは、痛みや苦しみと無縁ではない。彼は人生を通じて、アルコール依存の父、薬物依存、そして黒魔術といった悪魔たちと闘い続け、58歳になった時には最悪はすでに乗り越えたと信じていた。しかし2019年、ムステインは、誰もが一瞬でわかるその声と、音楽的才能の崩壊に直面せざるを得なくなった。舌の付け根に扁平上皮がんと診断され、彼のキャリア、そしておそらくは命そのものが終わりを迎えようとしていた。

だがムステインにとって、それはもう一度、死に物狂いで戦う機会にすぎなかった。

『In My Darkest Hour』は、読者を治療室からスタジオへと誘う。ムステインは、診断を受けたことがいかにして彼にペンとギターピックを手に取るきっかけとなったかを綴っている。放射線治療や化学療法の通院をこなしながら、その足で何時間にも及ぶレコーディングに臨み、その結果としてメガデスの16作目のスタジオ・アルバム『The Sick, The Dying… and the Dead!』が誕生した。その過程でムステインは、自らの死と向き合うことが家族との絆をより深め、助けを求めることを学ばせ、信仰を強め、そして自身の表現の脆さと向き合う契機となったことを明かしている。

不屈の精神と希望、そして“どんな困難にも屈しない”という強い意志に満ちた『In My Darkest Hour』は、これまで世界が見たことのないムステイン像を見事に描き出したポートレートであり、どれほど無敵に見えるヒーローであっても、一人の人間にすぎないのだという、胸を打つ真実を思い起こさせてくれる」