スージー・クアトロ(Suzi Quatro)は米国の運転免許証があるため、移住した英国でも運転を長年続けてきましたが、今年1月になって初めて、自身の米国運転免許証が入国後12ヶ月間しか有効でないことを知りました。つまり、彼女は54年間、英国で違法運転をしていたのです。75歳の今、改めて、英国の運転免許試験を受けて、見事合格したことを報告しています。
クアトロは1971年、21歳の時にデトロイトから英国に移住しました。英ザ・ミラー紙で、こう語っています。
「この国で運転し始めたとき、アメリカの免許で問題ないって言われたのよ。その後もずっと保険にも入っていたし、スピード違反で切符を切られたことだってあったわよ。
信じられる? 今年1月になってやっと分かったの。アメリカの法律も変わっていて、免許を更新するには、その免許を取得した州に過去6か月間滞在していた証明が必要なの。
私は当然そんな証明できない。ここ(英国)に住んでいるんだから。だから英国の免許が必要になったのよ。
私、75歳よ、勘弁してよ。16歳の時からずっと運転してきたのに」
クアトロは3月18日に試験を受け、幸いにも一発で合格しました。その喜びの知らせをザ・ミラー紙にこう語っています。
「合格したわよ!本当に嬉しい。すごくホッとした。細かなミスはいくつかあったけど、大したことはなかった。正直言って、ちょっと笑っちゃうわよね。私75歳よ。16歳の時からずっと運転してるのに。
夫もすごく喜んでくれた。世界中の友人たちにメッセージを送ってくれたの。彼はとても誇りに思ってくれている。75歳で合格するなんて、なかなかの快挙よ。
教官に“シャンパンを一杯飲むわよ”って言ったの。そしたら“そのあと運転はしないよね?”って冗談で返されて。私は“絶対にしないわ”って答えたわよ」