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ニルヴァーナ『In Utero』のギターサウンドを追い求めたギタリスト、4年間の調査を経てカート・コバーンの謎のアンプの正体を突き止める

2026/03/18 13:28掲載
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Nirvana / In Utero
Nirvana / In Utero
ニルヴァーナ(Nirvana)『In Utero』のギター・サウンドを追い求めたギタリストは、そのギター・トーンの正体を突き止めるべく、この4年間、カート・コバーン(Kurt Cobain)が同作のレコーディングで実際に使用したアンプの調査を続けてきました。ついにアンプの正体を突き止め、この探求を記録した映像を公開しています。

このギタリストの名前はアーロン・ラッシュ。彼が動画で語っているように、“謎の3台目のアンプ”についての「公式な記録は存在せず。何も文書化されずに(あったのは)目撃者の証言だけであり、その大半が真実ではなかった」という。

同作を手がけたスティーヴ・アルビニ、コバーンのギターテックだったアーニー・ベイリーなどの協力を得ましたが、その道のりはかなりの困難で、「このギター・トーンを解明しようと4年間も費やしたなんて、まるで無駄だったかのように、かなり絶望的な気分になり始めていた。何度諦めそうになったか、言葉にできないほどだ」と振り返っています。

その後、ベイリーの発言から「ツイン・リバーブII」として80年代初頭に発売されたアンプが浮上。プラグを差し込んだ後、ラッシュから漏れた嬉しそうな笑い声が、すべてを物語っています。「まるでがんの治療法を見つけたような気分だった」と彼は満面の笑みで語り、「文字通り、嬉し涙を流したよ」と付け加えています。

スタジオセッションの写真には、隅に佇むツイン・リバーブIIが写っており、このアンプこそが、4年もの間、ラッシュが探し求めていたものであることが裏付けられました。