「クラフトワーク(Kraftwerk)がアトミック・キトゥンを生み出したなんて、誰も信じてくれないんだ。1996年に、僕のバンドOMDは“Walking on the Milky Way”をリリースした。これは僕がこれまでに書いた曲の中で最高の1曲だと思う。でもブリットポップ全盛期において、僕たちは“80年代のシンセポップバンドで賞味期限切れ”みたいに見られていたんだよ。BBC Radio 2はこの曲をかけてくれなかったし、(スーパーマーケットの)ウールワースも取り扱ってくれなかった。僕はこう思ったよ。“まるで片腕を縛られたまま戦っているみたいだ”と。そんなとき、友人のカール・バルトス(Karl Bartos)(クラフトワーク)が“じゃあ君の曲を届ける手段として、ガールズバンドを作ってみたらどうだ?”と言ったんだよ。
“Whole Again”は、もともとエレクトロニックなバラードとして始まったんだけど、スチュアートが“これじゃダメだ。一日くれ、モダン・ゴスペルソングに変えてみせる”と言ってね。彼はドラムをフージーズの“Killing Me Softly”のような感じにして、ベースとオルガンを加えた。すると突然、曲の雰囲気がまったく別物になったんだ。