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2025年の米国 レコードの売上が19年連続増加で83年以来の10億ドル突破 有料サブスクが売上全体の約6割を占める

2026/03/17 09:10掲載
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United States of America
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全米レコード協会(RIAA)は、2025年の米国の録音(レコーディング)音楽産業についての新しいレポートを発表。それによると、米国ではアナログレコードの売上が19年連続で増加し、10億ドルの大台を突破。RIAAの過去のデータによると、10億ドル突破は1983年以来だという。1983年はレコードが米国の録音音楽産業全体の売上のほぼ半分を占めていた時代です。

レコードは前年の2024年と比較すると、売上は9.3%増の10億4,000万ドルで、販売枚数は4,680万枚に達しました(2024年は9億5,440万ドル、4,340万枚でした)。

一方でCDの売上は減少が続き、前年から11.6%減の3億1,240万ドルで、販売枚数は2,950万枚でした。フィジカル全体の売上は、レコードの継続的な成長に支えられ、前年の13億2,000万ドルから5%増の13億8,000万ドルでした。

レポートによると、米国の録音音楽産業は、前年比3.1%増の115億4000万ドルという過去最高の売上高を記録しました。

2025年もストリーミングが録音音楽市場を牽引しており、ストリーミングによる総売上は97億5,000万ドルに達し、2024年の94億6,000万ドルから3%増加しました。このうち63億8,000万ドルは有料サブスクリプションによるもので、2024年の60億3,000万ドルから5.8%増しました。有料サブスクリプションの売上は2025年の米国の録音音楽業の総売上の55.3%を占めています。有料アカウント数は1億650万件で、前年の1億500万から増加しました。

また、米国のアナログレコード売上は世界のアナログレコード売上の半分以上を占めていること、そして、米国は有料ストリーミングサービスのサブスクリプションにおいても最大の市場となっており、同プラットフォームの世界全体の売上の3分の1を米国が占めているとも報告しています。

なお、RIAAは、前年まで小売ベースで売上高を報告していましたが、現在は小売から卸売へと移行しており、今回報告された数値は卸売ベースの売上高です。なので、前年までとは数字が異なりますので、ご注意ください。