エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer)や
ザ・ナイス(The Nice)などで知られる
キース・エマーソン(Keith Emerson)が亡くなって10年が経ちました。晩年のパートナーだった川口真理は、没後10年、そして東日本大震災から15年を迎えた3月11日にメッセージを投稿しています。
「2011年3月11日。
私たち、日本の人々にとって、当たり前の日常が壊れてしまった日。
2016年3月11日。
私の当たり前の日常が壊れてしまった日。
失われたものは、あまりにも多く、
あまりにも大きすぎた。
それでもその喪失の中で、
人のやさしさを知り、
人の強さを知ることができた。
何気ない
“行ってきます”
が、いつも
“ただいま”
として戻ってくるとは限らないことを。
そして私たちは学びました。
“おかえり”と
言えることが、
どれほど深い幸せなのかを。
あの日から私は、
今日が人生最後の日かもしれないと
思いながら生きてきた。
一日一日を、
ひとりひとりを、
ただ大切に抱きしめるように。
3月11日は
彼が旅立ってから10年目の節目の日。
でも私にとっても、
彼の子どもたちにとっても、
それは“ただの一日”。
なぜなら私たちにとっては、
毎日が彼の命日だから。
そしてどこかで、
彼の音楽は今も響き続ける。
マリより、深い感謝をこめて
2026年3月11日」