「俺はいつもこう言っている。“Walk This Way”のおかげで、ようやく俺たちもマイケル・ジャクソンやミック・ジャガーがどんな気分だったか分かったように感じたってね。“Walk This Way”が出てからは、どこへ行ってもみんな俺たちのことを知っていた。あの曲がジャンルの壁を越えて広がったからだよ。
俺たちはすでに“Rock Box”で成功していた。あれは最初のラップ・ロック・シングルだったし、“King of Rock”は2枚目のロック・ラップ・シングルだった。でも当時、俺たちを知っていたのはヒップホップが好きな連中、つまり近所の連中だけだった。
“Walk This Way”は、俺たちをこの世界の外へ連れ出してくれた。俺たちはずっと自分たちのカルチャーを信じていたけど、“Walk This Way”は“みんな黙れ、ヒップホップはここに根付いた”って宣言する証みたいなものだったんだ。
俺たちが最初に出てきた時、いつもこう言われていた。“ラップはどれくらい続くんだ? ディスコみたいにすぐ消えるさ”って。“Walk This Way”がヒットして、さらにアディダスと契約を結んだ後でも、評論家たちはまだ“5年後、自分たちはどうなっていると思う?”なんて聞いてきたんだよ。