HOME > ニュース >

元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガー、大好きなピンク・フロイドを熱く語る

2026/03/09 21:03掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Sammy Hagar - Photo by Denise Truscello, Getty Images
Sammy Hagar - Photo by Denise Truscello, Getty Images
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)サミー・ヘイガーは(Sammy Hagar)ピンク・フロイド(Pink Floyd)が大好き。英Progに、フロイドを熱く語るコラムを寄稿しています。

「俺はプログレッシブ・ロック好きで、ピンク・フロイドは一番好きなバンドかもしれない。“Money”を聴いて、すぐに『The Dark Side of the Moon』を買いに行り、それが自分にとって一番好きなアルバムになった。

初期の作品もさかのぼって聴いてみたんだけど、正直あまりピンと来なかった。でも『The Dark Side of the Moon』や『Wish You Were Here』、『Animals』――あのあたりのアルバムは本当にすごいよ。

モントローズ(Montrose)のドラマー、デニー・カーマッシも俺もピンク・フロイドの大ファンで、彼らが街に来たとき、一緒に観に行った。ライヴは『The Dark Side of the Moon』をアルバム丸ごと演奏する形で始まって、そのあと休憩を挟んで、戻ってきて今度は『Animals』を全曲やった。あの公演では巨大な豚(のバルーン)が飛んでいた。完全にぶっ飛ばされたよ。

モントローズを辞めたとき、僕はどうしてもピンク・フロイドみたいなバンドをやりたかった。自分のことを“サミー・ワイルド・アンド・ダストクラウド(Sammy Wilde And Dustcloud)”って名乗って、宇宙とかエイリアンとかをテーマにしたコンセプト・アルバムを作るつもりだったんだ。

“Crack in the World”“Someone Out There”“Hot Rocks”“Silver Lights”みたいな曲を書いた。特に“Silver Lights”は、宇宙船に乗って再臨するイエス・キリストについての曲なんだ。どれもかなりプログレッシブな雰囲気だった。でも、プロデューサーやレコード会社がそれをやらせてくれなかったから、仕方なく最初の数枚のソロ・アルバムの中に、そういう曲を少しずつ散りばめる形になったんだ。

アーティストとしてはデヴィッド・ギルモアにすごく共感している。彼はシンガーでギタリストだし、俺もそうだからね。“Comfortably Numb”のギターソロは、史上最高のソロと言っていいと思う。彼に会ったのは一度だけ。ピンク・フロイドが『A Momentary Lapse of Reason』を制作していたとき、同じスタジオで俺はソロ・アルバム『Never Say Goodbye』を作っていたんだ。

デヴィッド・ギルモアが“もう二度とロジャー・ウォーターズとは一緒にやらない”と言っているのを聞いたことがある。俺もアレックス・ヴァン・ヘイレンに対して同じ気持ちだ。彼らはネガティブな人たち。ギルモアは、きっと俺と同じタイプなんだと思う――ポジティブな人間なんだよ」