HOME > ニュース >

フガジ、お蔵入りとなっていたスティーヴ・アルビニが手掛けた『In on the Kill Taker』の未発表ヴァージョンを公式リリース

2026/03/07 20:59掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Fugazi and Steve Albini (Image credit: Dischord | Brian Cassella/Chicago Tribune/Tribune News Service via Getty Images))
Fugazi and Steve Albini (Image credit: Dischord | Brian Cassella/Chicago Tribune/Tribune News Service via Getty Images))
フガジ(Fugazi)は、お蔵入りとなっていたスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)が手掛けた『In on the Kill Taker』の未発表ヴァージョンをオフィシャル・リリース。Bandcampで公開しています。

1990年初頭、フガジとアルビニは長年にわたり幾度も交流を重ね、互いの作品を称賛し合う友人となっていました。1992年秋、フガジのメンバーは、翌年に『In On The Killtaker』として発表される楽曲に取り組んでいましたが、行き詰まりを感じていました。状況を打開すべく、アルビニからの招待を受け入れて、シカゴにあるアルビニのエレクトリカル・オーディオ・スタジオでレコーディング・セッションを行いました。このセッションでは、最終的に『In on the Kill Taker』全体を構成する12曲をアルビニと共に録音しましたが、ラフミックスを聴いたフガジは結果に満足せず、アルビニの同意を得てレコーディングを破棄することを決めました。その後、バンドはワシントンD.C.でテッド・ナイリーと共同プロデュースで楽曲を再録音し、その録音がアルバム『In on the Kill Taker』として1993年にリリースされました。

いわゆる「アルビニ・セッション」はお蔵入りとなり、シカゴでの録音は30年以上厳重に保管されてきましたが、一部のテープが流出し、音質の悪いヴァージョンがインターネット上に流出しています。

今回、2024年に逝去したアルビニを称え、彼と妻ヘザー・ウィナが貧困に苦しむシカゴの家族支援のために設立した非営利団体レターズ・チャリティの活動を支援するため、フガジはアルビニによるオリジナル・ミックス全曲を、マスターテープから直接転送した音源で初めて公式リリースすることを決めています。

本リリースはデジタル限定であり、バンドは収益をレターズ・チャリティに寄付することも発表しています。

Bandcampでは「Facet Squared」と「Smallpox Champion」の2曲を試聴可能です。

Fugazi is:

Ian MacKaye - vocals & guitar
Guy Picciotto - vocals & guitar
Joe Lally - bass
Brendan Canty - drums

Recorded & Mixed by Steve Albini
at Electrical Audio, November 1992

Mastered by T.J. Lipple, 2025