
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)の息子
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(Wolfgang Van Halen/MAMMOTH)は、エディが2020年に亡くなる前に、ウルフギャングのソロ・プロジェクトMAMMOTH(旧名:MAMMOTH WVH)の楽曲を一緒に演奏したことがあったと明かしています。そのセッションの映像も残されているが、公開の予定はないという。ウルフギャングは、SiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation with Eddie Trunk』の新しいインタビューの中で、こう話しています。
「実は2014年12月、Mammothの最初のレコーディングに取りかかる準備をしていた頃のことなんだけど、動画を撮ったんだ。実際に最初のトラックを録り始めたのは2015年1月なので、その直前だよ。ビデオがあるんだけど、撮影はめちゃくちゃひどくて、スマホをハイハットのすぐ横に置いて撮ったから、ほとんどハイハットの音ばっかりで、ほぼノイズなんだ。
最終的に(2025年リリースの)アルバム『The End』に“Selfish”として入った曲で、2014年に父と僕が一緒にジャムった動画なんだ。去年出たって考えるとクレイジーだよね。それだけ長い間、そのアイデアがあったってことだから。そのときは僕が父にギターの弾き方を教えて、僕はドラムを叩いて、一緒に何回か曲を通してジャムったんだ。あの動画は僕にとってすごく大事なものだよ。大好きなんだ。
今まで公開しなかったのは、正直ほとんど音が聞こえないから。スマホを別の場所に置くべきだったなって思う。でも、そう、実際にやったんだよ。父がどれだけそれを喜んでくれていたかって、たぶんあまり知られていないと思う。父は僕の音楽をすごく気に入ってくれていた。それに父は、その後のアルバムに入ることになる曲の多くも聴いていたよ。2015年にMammothのために書いたごく初期の28曲は、アイデアがまだ完成していないものもあったから、いくつかの作品に分散して収録されたんだ。
だから(2023年リリースの)『Mammoth II』に入った“Miles Above Me”とか、『The End』に入った“Selfish”や“Something New”みたいな曲も、もともとはそのときのアイデアだった。父はそれらのアイデアを知っていて、すごく気に入ってくれていた。だからきっと、ものすごく喜んでくれたと思う。
ただね、分かると思うけど、辛くてね、これは感情的なことなんだけど…。僕にいいことが起きるたびに、ちょっとした悲しさが混じるんだ。“くそ、これをパパと共有できたらよかったのに”とか、“これを見せてあげたかったな。絶対に喜んでくれただろうな”とかね。
例えば新しいアルバムに収録されている“I Really Wanna”なんて、あのリフやドロップA(チューニング)ってだけで、父はきっと気に入ったと思う。父が“これは最高だ”って言う姿が目に浮かぶよ。父はいつも“Epiphany”のサビの最初の音が大好きだった。あの曲を知っているなら分かると思うけど、ベースを録ったとき、その最初の音をデチューンしてローBにしたから、すごく大きく響く感じになったんだ。父はそれが大好きだった。好きな音楽を聴いているときって、顔が“うわ、たまらん”ってなるだろ? あのちょっとニヤッとするような、あの顔。父はああいう感じで楽しんでいた。だから、きっと気に入ってくれたと思うよ」