ウォーカー・ブラザーズ(The Walker Brothers)のドラマー/ヴォーカリストの
ゲイリー・ウォーカー(Gary Walker)ことゲイリー・リーズが死去。83歳でした。
彼の死は、ゲイリーの妻バーバラに代わって親しい友人がSNSや英The Sun紙で発表しています。家族の友人は、ゲイリーは「クリスマスの少し前に脳卒中を起こし、3月1日に英エセックスで安らかに亡くなった」と伝えています。
ゲイリー・リーズは1942年3月、カリフォルニア州グレンデールに生まれる。ゲイリーのミュージシャンのキャリアは、20歳でザ・スタンデルズに加入したことから始まった。1962年から1964年まで同グループの一員としてツアーを行った。
1964年、彼はジョン・ウォーカー(本名ジョン・マウス)とスコット・ウォーカー(本名スコット・エンゲル)と出会い、彼らのバンド、ウォーカー・ブラザーズへ加入。ゲイリー・ウォーカーという芸名を使用し始める。
ウォーカー・ブラザーズは、1966年にフランキー・ヴァリの曲をカヴァーしたシングル「The Sun Ain't Gonna Shine (Anymore)【邦題:太陽はもう輝かない】」が全英1位、全米13位を獲得する。日本でもヒットし、1967年2月に初来日する。1967年4月のイギリスツアー(ジミ・ヘンドリックス、キャット・スティーヴンス、エンゲルベルト・フンパーディンクも出演)を経て、1968年の日本ツアー後、バンドは正式に解散した。
その後1974年に再結成し、翌年にアルバム『No Regrets』をリリース。タイトル曲はイギリスチャートで7位を記録した。ウォーカー・ブラザーズは1978年に再び解散したが、1982年と1991年に再結成公演を行った。
ウォーカー・ブラザーズでの活動とは別に、ゲイリーは1967年にゲイリー・ウォーカー・アンド・ザ・レインを結成。またソロ・シングルも複数リリースしている。
ゲイリーはウォーカー・ブラザーズの最後の存命メンバーだった。ジョンは2011年に、スコットは2019年に亡くなった。ゲイリーは2人とは亡くなるまで親しい関係を保っていたという。