HOME > ニュース >

ビーチ・ボーイズからブルース・ジョンストン脱退

2026/03/05 09:47掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Bruce Johnston with the Beach Boys, photo by Barry Brecheisen/Getty Images
Bruce Johnston with the Beach Boys, photo by Barry Brecheisen/Getty Images
ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)からブルース・ジョンストン(Bruce Johnston)が脱退。61年間の活動を経て、今後はツアーに参加しないことを表明しています。

ジョンストンは米ローリングストーン誌のインタビューの中で、バンドからの脱退を発表。ソロ・プロジェクトや作曲活動に専念したいという思いが、ツアー・メンバーを離れる理由だと説明しています。

ジョンストンはこう話しています。

「長い音楽キャリアの第3章の始まりだ! 曲作りは永遠に続けられる、これから発表される作品を楽しみにしてほしい!! 歌うこと以外での、僕の大きな才能はソングライティング。今こそ本気で取り組む時なんだ」

またジョンストンは、俳優で、ビーチ・ボーイズのツアーに時折参加していたジョン・ステイモスの助けを借りながら、講演活動や公の場への出演にも力を入れていきたいと語っています。ジョンストンはこう続けています。

「さらに、キャリアの新たな章として講演活動を展開しようと取り組んでいるところなんだ。これは、映画俳優としてのキャリア後に同様の道へ進んだキャリー・グラントに刺激を受けた部分もある。ジョン・ステイモスに大いに助けてもらいながら講演内容を練り、これからは自分名義のイベントや出演も行っていくつもりだ」

ジョンストンは今回の決断について「さよならではなく、またすぐに会いましょう」と強調し、7月4日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行われる公演など、特別な機会にはビーチ・ボーイズに再び参加する予定だと明かしています。

「ビーチ・ボーイズの音楽的レガシの一部でいられることに、心から感謝している」

ジョンストンの後任は、現在「Pet Sounds Live」というビーチ・ボーイズのトリビュート・バンドでフロントを務めているクリス・クロンが務めます。

ブルース・ジョンストンは、ブライアン・ウィルソンがスタジオワークに専念するためにツアー活動から離脱した1965年にビーチ・ボーイズに加入しました。70年代にバンドを一時離れていましたが、1978年にビーチ・ボーイズに再加入。これ以降、ジョンストンはビーチ・ボーイズに在籍し続け、60年近くにわたりツアー・ユニットに在籍し、約6,000回のコンサートを行いました。

ジョンストンの離脱により、ツアー・バンドに残るクラシック・メンバーはマイク・ラヴのみとなります。

ビーチ・ボーイズとの最初のレコーディングは、彼らの愛された楽曲「California Girls」のヴォーカルとしてでした。その後、1972年までビーチ・ボーイズのアルバムすべてに参加し、多くの曲のソングライターとしてクレジットされています。1978年、ブライアン・ウィルソンからバンドへの復帰を要請されて再加入した後、1979年の『L.A. (Light Album)』 と1980年の『Keepin’ the Summer Alive』に大きく貢献し、ジョンストンがプロデュースを担当しました。