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ジェイソン・ベッカー 新しい作品集『The Strawberry Jams』を無料ダウンロード配信中

2026/03/01 14:59掲載
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Jason Becker / The Strawberry Jams
Jason Becker / The Strawberry Jams
30年以上、ALS(筋萎縮性側索硬化症)によって体の自由を奪われながらも家族や仲間の支えで作曲家として現在も創作活動を続けているジェイソン・ベッカー(Jason Becker)。楽曲やデモ、音楽的なアイデアを集めた新しい作品集『The Strawberry Jams』をリリース。Bandcampにて無料ダウンロード配信されています。

以下、声明より

「このアルバムは無料でダウンロードできます。ジェイソンとその家族がALSとともに生きるうえでの莫大な生活費を支援したいと思ってくださる方は、こちらのリンク先またはプロフィールにあるPayPalのリンクから、彼の特別支援信託(Special Needs Trust)に直接ご寄付いただけます。すべての寄付はジェイソンに直接届けられ、継続的なケアの支援に充てられます。
https://www.paypal.com/donate/?hosted_button_id=NUUSS6J5RWUYC


以下、ベッカーの声明より

「『The Strawberry Jams』は、僕がまだギターを弾くことができた頃(1985年~1992年)に4トラックおよび8トラックのTascam製カセットレコーダーで録音した、未発表のギター音源を収めたシリーズの第3弾です。第1弾と第2弾はそれぞれ『The Raspberry Jams』『The Blackberry Jams』で、さらに若い頃のデモ音源をまとめた『Boy Meets Guitar』というアルバムもリリースしています。

もともとこれらの音楽をリリースするつもりはありませんでした。アイデアを忘れないように残しておくためのデモにすぎなかったのです。磨き上げたり、きちんと仕上げたりする時間もかけていませんし、中にはミスをそのまま残しているものもあります。これはあくまで自分自身や家族、友人、そして一緒に取り組みたいと思っていたミュージシャンたちのためのものでした。

ALSで手の力が弱くなっていく中、最悪の事態に備えて残しておこうと、即興でソロを弾いているところを録音したこともありました。当時は本当にたくさんの音楽を録音しました。

こうした昔のデモのいくつかは、過去の楽曲でも使っています。たとえば“Blue”“River of Longing”“We Are One”“Once Upon a Melody”“Taking Me Back”“Tell Me No Lies”“Rain”とかで、また“Fantasy Weaver”“Higher”“End of the Beginning”“Empire”などのアイデア源にもなっています。

2018年に『Triumphant Hearts』を完成させた後、僕はひどく体調を崩しました。その後の5年間は、生き延びることにすべての意識を向ける日々でした。新しい音楽へのインスピレーションが湧かず、とても悲しい気持ちになりました。そんな中、友人のデイヴ・ロペスとレト・ピーターが、僕の昔のデモ音源を聴かせてほしいと頼んできました。そこで僕は、手元にあった自分の古いデモ録音をすべて彼らに渡しました。中にはiTunesに保存してあったMP3だけのものもありましたが、多くは、プロデューサーの友人ダン・アルバレスが僕のためにLogicに取り込んでくれていた、トラックごとに分かれた音源データでした。

アルバム・カヴァーの写真は、1991年にカリフォルニア州バークレーのローレンス科学館でマーク・レイアロハが撮影したものです。ジャケット・デザインはナヴィン・ドラアイが手がけました。セラナは、このアルバムを『Between Two Ferns』と名付けるべきだったんじゃないかと言っています」

このアルバムからは「Crip Tone Night」のミュージックビデオがすでに公開されています。