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UFO『The Wild, the Willing and the Innocent』リマスターデラックスエディション発売 フィル・モグが大好きな本作語る

2026/02/27 20:08掲載
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UFO / The Wild, The Willing And The Innocent (2026 Remaster – Deluxe Edition)
UFO / The Wild, The Willing And The Innocent (2026 Remaster – Deluxe Edition)
ブリティッシュ・ハードロック・バンド、UFOが1981年にリリースした通算9作目のスタジオ・アルバム『The Wild, the Willing and the Innocent』。未発表音源を追加したリマスター・デラックス・エディションが海外で5月1日発売。CDは2枚組、180グラム重量盤アナログレコードは3枚組。リイシュー元はChrysalis Records。

このエディションは、オリジナルテープからの新規リマスターによるオリジナル・アルバムと、ライヴ・ディスク(CDは1枚、アナログ盤は2枚)で構成されています。

オリジナル・アルバムには、「Couldn't Get It Right」「Lonely Heart」のオリジナル7インチ・エディット版に加え、「It's Killing Me」の未発表の別ミックスも追加収録。

ライヴ・ディスクには、1981年1月29日に英ロンドンのハマースミス・オデオンで行われたコンサートの、これまで未発表だった全く新しいミックス音源が収録されています。録音はミュージシャン/プロデューサーのブライアン・ケヒューです。

メンバーのフィル・モグ(Phil Mogg)は今回の再発にあわせ、MetalTalkの取材に応じて、新しいインタビューの中で、『The Wild, the Willing and the Innocent』について語っています。

「気に入ってる。最高だよ。ポール(チャップマン)と一緒に『No Place To Run』(の再発)をやった後にこれを聴いたときは、本当に新鮮だった。あれが彼との最初のアルバムだったし、(バンド自身が初めてセルフ・プロデュースしたアルバムだったから)僕らはスタジオでは自由にやらせてもらえたからね。

それに、曲が8曲しか収録されていないっていうのもいい。今みたいに、ただ必要だからという理由で10曲とか12曲とか入れるくらいよりも、ちゃんとした8曲だけ入れるほうがずっといい。そうじゃないとおかしいよ。

当時このアルバムを作っていた頃を思い返すと、レコード会社との関係も含めて、あらゆる面がもっと自由だった。ヴァージンやクリサリスと組んでいて、俺らにはある程度の独立性があったからね。まあ、全体的に見ても健全な時期だったよ。ちょっと話が逸れたね。やっぱり僕は8曲がいいな。

(インタビュアー:セルフ・プロデュースのアルバムですよね)

(笑)まあ、プロデューサーはいなかったけど、腕のいいエンジニアが何人かいてね、アルバムのストリングスのような部分も特に問題はなかった。クリサリスもちゃんとバックアップしてくれていたしね。

ロンドンには本当にいいスタジオがいくつかあったので、それも大きかった。あれは助かったよ。角には最高のパブもあってね、仕事帰りの人たちを眺めながら過ごせたんだ。いいスタジオだったよ」

脱退したポール・レイモンドの後任として加入したニール・カーターが、どの程度演奏したのかについては諸説あります。少なくとも「Lonely Heart」で彼が見事なサックスを吹いているのは確かで、フィルの記憶によると、ニールはアルバムでかなりのパートを演奏していたという。ただ「実際に彼が何かをしたかは覚えていない」という。

フィル自身は『The Wild, the Willing and the Innocent』は今でも楽しんで聴いているという。

「最初から最後まで好きだよ。特に嫌いな曲はない。歌詞の中にはちょっと気恥ずかしくなるようなのもあるけど(笑)、まあいいさ、そこまでひどくはない! アルバム全体が好きなんだ。ただ、(ヒプノシスが手がけた)ジャケットはあまり好きじゃないけどね。

君はどう思う? 今ちょうど見てたところなんだ。実はあんまりちゃんと見たことなかった。あの頃(ヒプノシスは)カヴァーデザインに関してはちょっと下降線を入っていた気がする。全盛期ほどの出来ではなかった。僕にはちょっと暴力的すぎるように見えた。あんな風に溶接しないことを願うよ」





■『The Wild, The Willing And The Innocent (2026 Remaster – Deluxe Edition)』

CD1 - "The Wild, The Willing & The Innocent" 2026 Remaster

01. Chains Chains
02. Long Gone
03. The Wild, The Willing And The Innocent
04. It's Killing Me
05. Makin' Moves
06. Lonely Heart
07. Couldn't Get It Right
08. Profession Of Violence
09. Couldn't Get It Right (7" Edit)
10. Lonely Heart (7" Edit)
11. It's Killing Me (Alt. Mix) *

CD2 - "Live At Hammersmith Odeon, London, 29th January 1981" (Newly Mixed) *

01. Long Gone
02. Chains Chains
03. Lonely Heart
04. Cherry
05. Mystery Train
06. Only You Can Rock Me
07. Too Hot To Handle
08. Lights Out
09. Rock Bottom
10. Doctor Doctor
11. Shoot Shoot

* Previously unreleased

LP1 - "The Wild, The Willing & The Innocent" 2026 Remaster

01. Chains Chains
02. Long Gone
03. The Wild, The Willing And The Innocent
04. It's Killing Me
05. Makin' Moves
06. Lonely Heart
07. Couldn't Get It Right
08. Profession Of Violence

LP2 / LP3 - "Live At Hammersmith Odeon, London, 29th January 1981" (Newly Mixed) *

01. Long Gone
02. Chains Chains
03. Lonely Heart
04. Cherry
05. Mystery Train
06. Only You Can Rock Me
07. Too Hot To Handle
08. Lights Out
09. Rock Bottom
10. Doctor Doctor
11. Shoot Shoot

* Previously unreleased