いまなお世界中のミュージシャンたちに影響を与え続けているクラウトロックの巨星、
CAN。中心人物である
イルミン・シュミット(Irmin Schmidt)は新アルバム『Requiem』を海外で4月24日発売。リリース元はMute RecordsおよびFuture Days Music (Spoon) 。
以下インフォメーションより
「『Requiem』ではシュミットが構成音と環境音の境界を曖昧にしながら、静かでありながらラディカルな、瞑想的傑作を生み出しています。
南フランスの自宅で制作されたこのアルバムは、二つのセクションで構成されています。プリペアド・ピアノ(※グランドピアノの弦にねじやゴムやフェルトなどの異物を装着し、音を変化させたもの)と通常のピアノを、彼の周囲にある自然界の録音――水、鳥、カエル、空気の動き、夜の静かなざわめき――と織り合わせたものです。
もともとはサヨナキドリ(※西洋のウグイスとも言われるほど鳴き声の美しい鳥)のさえずりを自然発生的に録音したことから始まり、やがてそれは個人的な儀式のような営みへと発展しました。シュミットは本能のままにピアノで応答し、その後、長年のコラボレーターであるルネ・ティナーと共に素材を形作っていきました。こうして生まれた作品は、聴き手がそれぞれの内省の旅へと踏み出すことのできる、境界的で静謐な空間を描き出しています。
89歳を迎えようとするシュミット――クラシックの訓練を受け、フランスとドイツの両国で主要な文化勲章を授与された作曲家――は、現在と遠い記憶に焦点を当て、それらの融合によって、彼の作品の中でも、とりわけ感動的で、深い感銘を与える一作となっています」
この作品から抜粋「Excerpt 06」が聴けます