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エアロスミスのジョー・ペリー、愛する59年製ギブソンレスポールを取り戻すまでを語る、バンド脱退時に売却 その後にスラッシュが所有

2026/02/25 18:16掲載
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Joe Perry (Image credit: Fin Costello/Redferns/Getty Images)
Joe Perry (Image credit: Fin Costello/Redferns/Getty Images)
エアロスミス(Aerosmith)ジョー・ペリー(Joe Perry)が愛する1959年製ギブソン・レスポール。1970年代にはメインギターとして使用するものの、バンド脱退時に売却せざるを得なくなる。バンド復帰後、ペリーは取り戻すことを決意するが、その時、所有していたのはガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)スラッシュ(Slash)。何度も打診するが、それがスラッシュとの友情を壊すかもしれないとペリーは諦める。しかし、スラッシュの優しさでついに取り戻すことができた。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、このギターがたどった道のりについて詳しく語っています。

「いろんな人の手に渡っては売られていったんだ。それで俺が出会った。いくら払ったか正確には覚えていないけど、だいたい2,500ドルくらいだったよ」

悲しいことに、ペリーは1979年にエアロスミスを脱退した後、ほぼ10年にわたって苦楽を共にしてきたこのギターを手放さざるを得なかったという。

「クリスマスにお金が必要だったんだ。4,500ドルで売ったのを覚えているよ」

そして1984年、エアロスミスに復帰したペリーは、売ってしまった1959年製ギブソン・レスポールを探し始めます。その頃には、同年代のギブソンの価格はすでに急騰し始めていました。

「電話をかけまくって、何人かの(ギター)テックとも話をした。59年製の値段は半年ごとにどんどん跳ね上がっている感じだった。でも、どうしても昔持っていたギターを取り戻したくてね。思いつく限り、あらゆる人に連絡したよ。

そしたら(バンドメイトのブラッド・ウィットフォードが)“どこにあるか知ってるよ”って言ったんだ。俺が“本当に? どこに?”って聞いたら、たしかGuitar Playerだったと思うけど(雑誌を)開いてさ。スラッシュのギター・コレクションの特集ページがあって、そのど真ん中に、俺の59年製レスポールが載っていたんだ。雑誌の中に、しっかりと写っていたよ。

スラッシュとは仲良くなっていたから、頼んでみたんだ。でも彼は“勘弁してくれ”って言った。俺は“買い戻すから、いくらでも払うから”と言ったんだけど、でも彼は“頼むから聞かないでくれ!”ってね。

ついには、俺がまたその話を持ち出すと分かっていたから、電話にも出てくれなくなった。彼はノーと言うのが本当に嫌だったんだよ。俺はこの件で友達を失うかもしれないと気づいて、だから最後にこう言ったんだ。“もう二度と頼まない。問題にもしない。あれは君のギターだ。このことで俺たちの友情が壊れるのは嫌だ。だからもう終わりにしよう”とね。

(それから数年が経ち、ペリーは50歳になろうとしていた)

俺の誕生日パーティーで演奏してくれないかとチープ・トリックに頼んで、俺も何曲か一緒にステージに立つことになったんだ。

ケープ近くのサウス・ボストンで、俺たちが住んでいた場所の近くにあった、スティーヴン(タイラー)と俺がオーナーだったレストランでパフォーマンスをやることになって準備をしていた。俺がステージに上がったら、ギター・テックが“スラッシュからこれを渡してくれって”と言ってさ。それがあの59年製だったんだ。会場は一瞬で静まり返った。俺はただただ圧倒されたよ。ついに――ついに取り戻したんだ」