
James Brown with Bootsy Collins
ジェームス・ブラウン(James Brown)が1970年に、自身のバンドに入ってきた新人ベーシストの
ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)のために購入した1969年製フェンダー・ジャズベース。2025年12月にオークションに出品されて40,000ドル(約620万円)で落札されましたが、早くもeBayに出品されています。価格は、2倍近い74,999.99ドル(約1160万円)。
このベースは現在、米メイン州ポートランドにあるStinson & Companyによって販売されています。この店のオーナーは、元プロベーシストのジョセフ・スティンソンで、購入以来、このベースの管理を監督してきたという。現在ベースには新しい弦が張られており、今回販売にはオリジナルの弦は含まれていません。スティンソンは1977年製と推定される弦を外し、eBayにて別途299ドルで出品しています。
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https://www.ebay.com/itm/3974770594936コリンズは以前にフェンダー公式YouTubeチャンネルでこのベース・ギターについて、こう語っていました。
「ジェームス・ブラウンのクルーに入ったばかりの頃、29ドルのシルバートーンのギターを持ってて、自分ではイケてると思ってたんだよ。でもジェームス・ブラウンに会ったら、“坊や、そんな変な見た目のギターで、俺のステージに上がるなんてありえないぞ!”って言われたんだよ。
心は傷ついたけど、同時に“じゃあ、フェンダーのジャズベースが欲しいな”って言ったら、彼は“問題ない。明日用意してやる”って言ったんだよ。
翌日、ジェームズ・ブラウンが1969年製フェンダー・ジャズ・ベースを用意してくれた。もう、お菓子屋さんにいる子どもみたいに大はしゃぎさ。最高だったよ!」
オークションのためにバンドリーダーのホリー・ファリスが署名した文書には、このベースの来歴がこう書かれています。
「ブラウン氏は1970年にブーツィ・コリンズを雇った際、コンサートやレコーディングで演奏させるため、このベースをシンシナティで購入しました。1972年にコリンズがバンドを去った後は、(コリンズの後任)フレッド・トーマスがメインの楽器として、このベースをコンサートやレコーディングで演奏しました」