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トミー・アルドリッジ、オジーの最終公演に参加しなかった理由を語る

2026/02/24 13:18掲載
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Rudy Sarzo, Randy Rhoads, Ozzy Osbourne & Tommy Aldridge
Rudy Sarzo, Randy Rhoads, Ozzy Osbourne & Tommy Aldridge
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のソロ活動初期のバンドの屋台骨を支えたドラマーのトミー・アルドリッジ(Tommy Aldridge)は、2025年7月に開催されたオジー・オズボーンとブラック・サバスの最終公演『Back To The Beginning』に参加しなかった理由を説明しています。アルドリッジは自身のYouTubeチャンネルで公開されたメッセージ動画の中で、こう話しています。

「誰かを悪く言いたくはないし、陰口を叩いたりしたくもない。俺はオジーの最終公演には招待されなかった。それだけのことだ。招待されなかったんだ。俺は他人のパーティーに押しかけるようなことはしない。言っておくが、これはオジーに対する批判ではない。俺はオジーに深い敬愛の念を抱いている。オジーとはたくさんの時間を共に過ごしたし、俺の側には失礼な意図なんてまったくなかった――決してね。そして関係者たちに対しても同じだ。機会があるたびに、俺はオジー・オズボーンに最大限の敬意を表している。

(当時、オジーのバンドの一員になろうと思った動機は何だったのかと問われると)

オジーと始めるにあたっての動機は、ランディ・ローズという紳士の存在で、毎晩彼と一緒にステージに立ち、彼のギター・プレイのすぐそばにいられたことだった。それがオジーと仕事をするうえでの俺の動機だった。残念ながら、それはとても短い期間で終わってしまった。ランディが悲劇的な飛行機事故で俺たちのもとを去ってしまい、俺はその事故やそのトラウマやら、いろいろなことが重なって、あの時期は俺のキャリアの中でも非常にほろ苦い時期だった。音楽的な観点での最高の瞬間はランディと仕事をしたことだったが、一方で個人的な観点で最もつらい出来事もランディだった。だから、まさに“進むも地獄、退くも地獄”のような時期だった。ランディと一緒に仕事をしたことは言葉にできないほど刺激的で、同時に彼を失ったことでひどく落ち込んだ。

人は過去・現在・未来でできている。そして過去は、これから直面することにどう対処するかの助けとなる。人生は学びの経験だ。だから俺がこれまでキャリアで経験してきたことはすべて、これから先のための準備になっている。でも間違いなく、そのひとつがランディと仕事をしたことだった。

俺はオジーと仕事をする前から、それ以前のバンドで、ある程度の評価を得ていた。実際、俺がオジーの前座を務めたバンドにいた頃の演奏を聴いたことがきっかけで、彼は俺にオファーを出すことを考えてくれた。俺にとって初めての海外ツアー、国際的に知られた最初のバンドはBLACK OAK ARKANSASで、海外での最初の公演はブラック・サバスのサポートだった。その時にオジーと出会った。もう本当に、ずいぶん昔の話だよ。彼は自分の成功を分け与えてくれた。特に、彼がそれまで唯一在籍していたバンド、ブラック・サバスを突然解雇された初期の初期の頃に、俺はほんの少しは力になれたんじゃないかと思いたい。あれがどれほどのトラウマだったか、俺は身をもって知っている。あの出来事が起きた頃、俺はイングランドに住んでいたし、シーンにもいた。ちょうどその頃、俺はゲイリー・ムーアと一緒に仕事をしていて、彼は最終的にオジーが契約することになるのと同じレーベルに所属していた。だから、他の人はほとんど知らないようなオジーとの経験もしている。俺は、世間がオジーを知る前から知っていた。彼が奥さんと出会うよりも前からね。まあ、いろいろとね。つまり、俺たちの関係はランディ・ローズ以前から続いていたんだ。オジーが俺のキャリアにもたらしてくれたことだけじゃなく、彼が音楽的に成し遂げてきたことに対しても、俺は大いに敬意と感謝の念を抱いているよ」