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“ブルースの女王”ダイナ・ワシントンの伝記映画制作中 

2026/02/19 18:57掲載
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Dinah Washington - Michael Ochs Archives/Getty Images
Dinah Washington - Michael Ochs Archives/Getty Images
米サイトDeadlineによると、“ブルースの女王”と言われた、米国のブルース/ジャズ・シンガー、ダイナ・ワシントン(Dinah Washington)の伝記映画が制作されています。英国のベテラン劇作家ウィンサム・ピノックが脚本を担当し、ダニー・グローヴァーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

本作は、1959年にグラミー賞を受賞したヒット曲「What A Difference A Day Makes」の国際的成功を受け、絶頂期にあったワシントンがロンドンで過ごした重要な2週間を描くという。

ピノックは声明の中で、こう述べています。

「ダイナは音楽の力を用いて、既成概念を揺さぶり、抵抗し、そして癒やしをもたらした卓越したミュージシャンでした。その反骨精神は代償を伴うものでしたが、それによって彼女は黒人女性に課せられていた期待を超越し、後に続くすべてのアーティストたちの道を切り開いたのです」

ダイナ・ワシントンはアラバマ州に生まれ、幼少期に家族とともにシカゴへ移住。幼少期からゴスペルの世界に身を投じ、地元の教会のクワイヤーでピアニストとして活動した。15歳のとき、シカゴのリーガル劇場で行われたアマチュア・コンテストに出演して優勝。その後、プロ契約し本格的にソロ・シンガーとしての道を歩み始める。数多くのヒット曲を生み出し、1950年代から60年代初頭にかけてチャートを席巻し、「ブルースの女王」の異名を得た。

ポップスからカントリーまで幅広く歌いこなしたが、中でも1959年の「What A Diff'rence A Day Makes」は、彼女のスタイルの幅広さを象徴するナンバーとして知られている。この曲をはじめ、「Nobody Knows the Way I Feel This Morning」「Mad About the Boy」など、ワシントンの代表曲の多くは今やジャンルを超えたクラシックとなり、映画・テレビ・CMでも使用され続けている。

Rolling Fork Productionsで、この伝記映画のプロジェクトを率いているプロデューサーのアンジー・リー・コブズは、ワシントン家から映画化の正式な許可を得ています。

ワシントンの孫たちも本プロジェクトを支持しており、声明で次のように述べています。

「祖母の歌は歌詞を超えたものでした。それは感情や苦難、そして真実を分かち合うことに根ざした、聴衆との深い結びつきだったのです。祖母のレガシーを守り続けることは私たちにとって非常に重要であり、世界中の観客の皆さまに彼女の物語をお届けできる日を心から楽しみにしています」