
Eddie Van Halen and Randy Rhoads - Credit: Paul Natkin / John Atashian / Getty Images
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)と
ランディ・ローズ(Randy Rhoads)はライバル関係だったのか?
クワイエット・ライオット(Quiet Riot)でランディとバンドメイトだったケリー・ガルニは、ポッドキャスト『Booked on Rock Podcast』の新しいインタビューの中で、振り返っています。
「
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)とクワイエット・ライオットは、サンセット・ストリップでしのぎを削っていた頃に同じステージに立っていた」というのは誤解で、2人が共演したのは、1977年4月23日にカリフォルニア州グレンデールのグレンデール・コミュニティ・カレッジの一度きりで、それ以外は両バンドが同じ日に同じ会場で演奏したことはありませんでした。とはいえ、互いの存在はもちろん認識していました。ガルニはこう話しています。
「ある時点で、俺たちはヴァン・ヘイレンのことをはっきり意識するようになった。スターウッドで演奏していた何年かはね。彼らが通り沿いのガザリーズで演奏しているのは知っていたけど、あそこは正直、俺たちのタイプのクラブじゃなかった。スターウッドこそが俺たちの居場所だった。
もちろんウィスキー(ア・ゴーゴー)もあったけど、あそこはもっとパンク・ロック色が強かった。だから俺たちは避けていた。パンクスも俺たちみたいな見た目の連中は好きじゃなかったし、ジョックス(いわゆる体育会系)もパンクスも、どっちも俺たちを目の敵にしていたからね。
(エディとランディの間にライバル関係はあったのか?)
競争なんてなかったよ。少なくともランディの世界には競争なんて存在しなかった。ランディは人と張り合うタイプじゃなかったんだ。彼には競うって発想がなかった。できなかったんだよ。彼の頭の回路は“あいつより上手くなってやる”なんて発想そのものが生まれないような作りだったんだ。
(エディとランディは会ったことがあるのか? 彼の知る限り、2人が会ったことはない。ただ、ほぼ会うところだったことが一度だけあったという)
みんながその男(エディ)のことを噂してたので、(ランディは) “じゃあ、どんなものか見に行くか”とガザリーズに足を運んだことがあった。ガールフレンドのジャンと一緒に行って、彼の演奏を実際に観た。で、“うん、なるほど、確かに上手いな”って言ってたよ。演奏が終わったあと、ランディは彼に会おうとしてバックステージに行った。実際、楽屋までは入れたんだ。
覚えておいてほしいのは、その頃のヴァン・ヘイレンは基本的にカヴァー曲ばかりやっていたってこと。たまにオリジナルをこっそり混ぜることはあったけどね。ガザリーズは、スターウッドみたいに騒がしくて予測不能な未成年の連中が来るような場所じゃなくて、もう少し上品な客が集まる場所だった。
それでランディは確かに楽屋まで行ったんだけど、エディは下着姿で壁にぶつかりながら暴れ回っていて、ちょっと様子がおかしかったらしい。ランディは“ああ、そうか。今はこいつに会うタイミングじゃないな”って思ったそうだよ。。だから彼の感想としては“ああ、本当に上手かったよ。でも、ちょっとクレイジーだったね”ってことだった」