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エンジェルのパンキー・メドゥース、キッス加入が決まりかけていたが意図せずにオファーを断った形になり実現せず 本人回想

2026/02/18 18:52掲載
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Punky Meadows - Photo taken by Leucie Toons.
Punky Meadows - Photo taken by Leucie Toons.
1982年、キッス(KISS)はエース・フレーリーがバンドを去る決断をしたことで、新たなリード・ギタリストを探す中、複数の候補を検討しました。最終的にはヴィニー・ヴィンセントを迎え入れることになりますが、候補にはエンジェル(Angel)パンキー・メドゥース(Punky Meadows)もいました。オーディションに呼ばれ、ジーン・シモンズ(Gene Simmons)から「君に決まりだ」と言われたものの、メドゥースは直後の発言で、意図せずにオファーを断った形になり、バンドに加入することはなかったという。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で振り返っています。

「エンジェルは解散していて、グレッグ(ジェフリア)と俺はレジェンドというバンドをやっていた。そんな時、かつてカサブランカ関連の仕事を全て手がけ、キッスやエンジェルの写真を手がけていたフォトグラファーのバリー・レヴィンから電話があったんだよ。“いいかい、パンキー。キッスがギタリストを探している。エースはもういないんだ”ってね。

俺が“ああ、その話はちょっと聞いたことあるけど、あまり気にしてなかったよ”って言うと、彼は“彼ら、ギタリストを探してるんだよ。今、ジーンとポールと一緒にレコード・プラントにいる。君の名前を出したら、ジーンがそれは素晴らしいアイデアだ!って言ってたぞ”と言ったので、俺は“わかった。じゃあジーンに電話するように言ってくれ”と伝えたんだ。

(実際、シモンズから連絡が来た)

彼はこう言ったよ。“ぜひ来て、俺たちと一緒にプレイしないか。『Alive!』のどちらか片面を覚えてきてくれ。どっちでもいい、とにかく片面を覚えて来てほしい”。

たぶん俺はA面を覚えて、彼らのリハーサル・スペースに向かった。中に入ると、ジーン、ポール(スタンレー)、エリック・カーがいて、(レッド)ツェッペリンの“Communication Breakdown”を演奏していた。

俺はそのまま入って、ギターをつないで弾き始めた。すごくいい感じで、みんなすごく喜んでくれたよ。それから、俺はジーンと一緒にドラム・ライザーに腰掛けた。すると、彼は“君に決まりだ。詳しい話をしよう”と言った。でも俺はこう答えた。“今、グレッグと一緒にレジェンドとして契約の話を進めているところなんだ。まずはグレッグに話さないと……彼に知らせなきゃ”とね。

俺がそう言った瞬間、ジーンは立ち上がって“行こう、ポール”と言った。2人はそのまま怒ったように出て行ってしまった。俺はドラム・ライザーに座ったまま、エリックと30分くらい話していたよ。その後、家に帰ると、バリーから電話がかかってきてさ。“パンキー……お前、何をしたんだ?”って言うから、俺は“どういう意味だよ?”と聞き返した。

バリーはこう言っていた。“ジーンとポールがスタジオに戻ってきた時、あ然としていたよ。ジーンは、これまでキッスを断ったやつなんていない、って言ってた”とね。俺は“バリー、断ったわけじゃない。ただグレッグに伝えなきゃいけないと言っただけだ”と説明した。でも、すぐに“イエス”と言わなかったことで、ジーンの気分をひどく悪くさせてしまったみたいなんだ。

それでバリーが言うには、“年20万ドルに加えて印税の歩合も提示するつもりだったんだぞ…”だってさ。しかも、当時の俺は、本当にお金がなかったんだ(笑)」