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ザ・ポーグスのドラマー、アンドリュー・ランケン死去

2026/02/12 00:48掲載
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Andrew Ranken
Andrew Ranken
ザ・ポーグス(The Pogues)の長年のドラマー、アンドリュー・ランケン(Andrew Ranken)が死去。バンドがSNSで発表。死因は明らかにされていません。72歳でした。

以下、バンドの声明より

「アンドリュー “ザ・クロバラー” ランケン 
1953年11月13日 - 2026年2月10日

ザ・ポーグスのドラマーであり、創設メンバーであり、そしてバンドの中心的存在であったアンドリュー・ランケンの逝去を、深い悲しみとともにお知らせいたします。

アンドリュー、これまで本当にありがとう。あなたの友情、機知、寛大な心、そして、もちろん音楽に心から感謝します。あなたは永遠に、真の友人であり兄弟です。

この悲しい困難な時期に、私たちの想いと愛は彼の家族とともにあります。

ジェム、ジェームズ、スパイダー」

ザ・ポーグスは、シェイン・マガウアン(ボーカル)、 ピーター・“スパイダー”・ステイシー(ティンホイッスル)、ジェム・ファイナー(バンジョー)によって1982年にロンドンのキングスクロスで結成され、その後まもなくケイト・オーリアダン (ベース)とジェイムズ・ファーンリー (アコーディオン)が加わり、ランケンは1983年、短期間在籍したジョン・ハスラーの後任としてザ・ポーグスに加入した。

ランケンは、ドラム、パーカッション、ハーモニカ、ヴォーカルを担当した。

1984年、ザ・ポーグスとして初のアルバム『Red Roses for Me』をリリース。1985年の2ndアルバム『Rum Sodomy & the Lash』はエルヴィス・コステロがプロデュースを担当した。

パンク・ロックにケルト音楽の要素を持ち込んだケルティック・パンクの代表的存在として人気を博した彼らは、カースティー・マッコールがゲスト参加したクリスマス・ソング「Fairytale of New York(ニューヨークの夢)」がヒット。この曲はクリスマス・シーズンのスタンダード・ナンバーとなった。この「Fairytale of New York」を含んだ3rdアルバム『If I Should Fall from Grace with God』は批評家から絶賛され、商業的にも全英アルバム・チャートのトップ10入り(最高3位)を果たすなど大成功を収めた。

その後2枚のアルバムを録音したが、1991年にマガウアンを薬物・アルコール依存症を理由に解雇した。その後、スパイダー・ステイシーが新ヴォーカルとなり、7作目のスタジオアルバム『Pogue Mahone』を1996年にリリースするが、アルバムは商業的に失敗に終わり、同年にバンドは解散した。

ザ・ポーグスは2001年末に再結成し、10年以上にわたり定期的にツアーを続けたが、フィル・シェヴロンの死を受けて2014年に活動を休止した。ランケンはここまでバンドとともに演奏を続けていた。

2023年11月にマガウアンが亡くなった後、2025年、生存メンバーであるステイシー、ファイナー、ファーンリーは10年ぶりとなるツアーのために再結集した。

しかし、ランケンは健康上の問題から、バンドの最近のツアーには参加せず、フォンテーンズ D.C. のトム・コールが代役を務めていた。