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ガーナ音楽とハイライフのレジェンド エボ・テイラー死去

2026/02/09 11:42掲載
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Ebo Taylor - Getty Images
Ebo Taylor - Getty Images
60年以上にわたって、西アフリカのガーナの音楽シーンで中心的な活躍をし、ハイライフ、アフロファンク、アフロビートのミュージシャン/ソングライターとして世界中から尊敬を集めたエボ・テイラー(Ebo Taylor)が死去。英BBCによると、家族が発表。90歳でした。

エボ・テイラーは、1936年ケープコースト生まれ。本名はDeroy Taylor。1950年代後半から1960年代初頭、ハイライフがガーナの主流音楽となる中で頭角を現した。

テイラーの音楽的成長において重要な時期は、1960年代初頭に音楽を学ぶためロンドンに渡った頃であった。そこで彼はフェラ・クティを含む他のアフリカ人音楽家たちと共演した。彼らのコラボレーションは現在、アフロビートの形成に寄与した広範なアイデア交換の一部と見なされている。

ガーナ帰国後、テイラーはバンドリーダー、編曲家、プロデューサーとして高い評価を得た。

ハイライフ(Highlife)は西アフリカの音楽と西欧の音楽が融合して出来た音楽で、彼の作品はハイライフという音楽ジャンルを定義づける一助となった。テイラーは60年に及ぶキャリアの中で、ガーナのリズムをジャズ、ファンク、ソウル、初期のアフロビートと融合させ、大陸を越えてミュージシャンたちに影響を与え続けた。

テイラーの影響力はハイライフの枠をはるかに超えていた。近年では彼の楽曲はアッシャー、ブラック・アイド・ピーズ、ケリー・ローランドらヒップホップやR&Bのアーティストたちの楽曲にサンプリングされ、それを通じて世界中の新たなリスナーに彼の作品が広まっている。