
The 5th Dimension (Photo: John Engstead; used with permission)
米ヴォーカル・グループ、
フィフス・ディメンション(The 5th Dimension)の創設メンバーであるラモンテ・マクレモア(LaMonte McLemore)が死去。代理人のジェレミー・ウェストビーが発表。90歳でした。
代理人の声明によると、マクレモアは2月3日、30年間連れ添った妻と家族に見守られながら亡くなりました。マクレモアは数年前に脳卒中を起こしていました。
ラモンテ・マクレモアは1935年9月に米ミズーリ州セントルイスで生まれる。米海軍に勤務し、航空写真家として訓練を受け活動した。その後、ロサンゼルス・ドジャースのファームでプロ野球選手を目指し、アフリカ系アメリカ人として初めて参加した一人となったが、やがて南カリフォルニアに定住し、音楽と写真に専念するようになった。
1967年、彼が在籍してたヴォーカル・グループ、ヴァーサタイルズはジョニー・リバースの目に留まり、彼が運営するソウル・シティ・レコードと契約。グループ名をフィフス・ディメンションに変更した。
フィフス・ディメンションは、1960年代後半から1970年代初頭にかけて、その特徴的なハーモニーと、R&B、ソウル、ポップを洗練された形で融合させたポップ&ソウルサウンドで人気を博し、「Up, Up and Away」、「Aquarius/Let the Sunshine In (The Flesh Failures)」、「Wedding Bell Blues」、「Stoned Soul Picnic」、「One Less Bell to Answer」など、この時代を象徴するヒット曲を生み出した。
同グループは、1968年に「Up, Up and Away」、1970年に「Aquarius/Let the Sunshine In (The Flesh Failures)」で、2度にわたりグラミー賞の年間最優秀レコード賞を受賞した。
温かみのある低音ボーカルと気さくな人柄で知られるマクレモアは、グループの洗練されたハーモニーとモダンなポップ感覚を支えた。
レコーディングスタジオの外では、マクレモアは写真家として、エンターテイメント、スポーツ、ポートレートなど幅広い分野で活躍し、高い評価を確立した。彼の写真は、20世紀の大衆文化を象徴する多くの人物を捉えており、数十年にわたり雑誌『Jet』に写真を寄稿した。