
Aerosmith and Run-D.M.C., photo via Twitter/@RecordingAcad
エアロスミス(Aerosmith) ×
Run-D.M.C.による歴史的なコラボレーション「Walk This Way」。
ジョー・ペリー(Joe Perry)は米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、このコラボレーションについて振り返っています
「すごく楽しかったし、間違いなく俺たちのキャリアのハイライトの一つだった。
(この時、ペリーはすでに自宅でヒップホップの洗礼を受けていた)
11歳か12歳だった息子が、自分の部屋で大音量で流していたんだ。あのグルーヴが気に入った。すごくベーシックな音楽で、要はリズムがすべて。街角でラジカセを抱えた連中みたいなものさ。
(
リック・ルービン(Rick Rubin)がRun-D.M.C.との共演を提案した時、エアロスミスは即座に承諾した)
エアロスミスは何でも挑戦するバンドだ。だからこそ、俺たちの音楽はハードロックからヘヴィメタル、ブルース、バラードまで幅広いんだ。“やってみよう!”って思ったんだよ。
(実際のレコーディング・セッションについて)
確かノースカロライナにいたと思う。飛行機のチケットが送られてきて、俺とスティーヴン(タイラー)はクイーンズへ向かった。ギターを持って行ったら、そこにはリックとエンジニア、それからRun-D.M.C.の連中がいた。でも、そのうちの一人が遅れてきてね。レンタカーをレッカー移動されちゃったらしい(笑)。彼はどうすればいいのか分からなくて取り乱してたけど、リックはずっと“いいか、ここにエアロスミスが来てるんだ。集中しろ。車のことは後で何とかするから、今は気にするな”って言ってた。あれでみんな落ち着いたよ。
(そこから曲はあっという間に形になっていった)
まずドラムビートを固めた。俺らのヴァージョンと彼らのヴァージョン、どちらにも共通する土台だったからね。リックが“どうせドラムに乗せてラップするんだから、いっそ徹底的にやろう。試してみよう”って言ったと思うよ。
スタジオのソファに3人の若い連中が座っててさ……誰かは知らなかったけど、クールな奴らで、俺たちよりちょっと若かった。ミックスダウンを聴いていたら、リックが“ここにベースを入れたほうがいいな”って言ったんだけど、スタジオを見回してもベースはなかった。そしたらその若い連中の一人が“俺のアパート、そんな遠くない。ベースあるよ”って言ったんだ。
(その“若い連中”の正体は
ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)だった)
彼はアパートに取りに戻って、15分もしないうちにプレシジョンかジャズベースを持って戻ってきた。それで俺がベースを弾いたんだよ」