
Europe / The Final Countdown
ヨーロッパ(Europe)のヒット曲「The Final Countdown」。ギタリストの
ジョン・ノーラム(John Norum)によると、曲のリズムパートは
マイケル・シェンカー(Michael Schenker)在籍時代の
UFOの楽曲から、ギターソロは
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)からインスピレーションを得たという。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で語っています。
作詞・作曲を手がけた
ジョーイ・テンペスト(Joey Tempest)が「The Final Countdown」のデモをノーラムに最初に聴かせたとき、ノーラムの反応は好意的なものではありませんでした。
ノーラムはこのインタビューの中で、そのデモについて「ひどいもの」だったと語り、あの象徴的なリフを何度も何度も聴かされるのは、ただただイライラするだけだったと振り返っています。
それでもノーラムはヒット曲の匂いは嗅ぎ取っていて、楽曲に骨太さを加える作業に着手しました。迫力を加えるのに最適な方法は、マーシャルから大音量で鳴り響く、力強いリズムパートでした。ノーラムはこう話しています。
「僕は大のUFOファンなんだ。あの疾走感は、マイケル・シェンカーが“Lights Out”で弾いていたプレイから着想を得たんだよ」
ソロに関しては、その力強さに花火のような華やかさを加えたいと考えたノーラムは、友人であり同じスウェーデン人のイングヴェイ・マルムスティーンからインスピレーションを得たと話しています。。
「テクニック自体はリッチー・ブラックモアに由来するけど、でも同時に僕はイングヴェイ・マルムスティーンとも親しく、よくつるんでいたんだよ。
当時の僕のギタースタイルは今よりずっと慌ただしかったけれど、20代前半ならそんなものだよね。あのソロは1965年製のストラトで弾いた。1984年に買って、当時から手元に残している唯一のギターだ。確か900ドルくらいで買ったと思うけど、今では45,000ドル(約700万円)くらいの価値があるかもしれない。
オリジナルはF♯だったけど、今はFでやっている。だから音がよりダークでドゥーミーになった。80年代みたいにカッチリしすぎた感じじゃないんだ。
今ライヴで演奏すると、ずっとヘヴィに聴こえる。客席を見渡すと、みんな本当に幸せそうな顔をしているのがわかる。この曲は、昔より今のほうがずっと好きだよ」