元
アイアン・メイデン(Iron Maiden)のシンガー、
ポール・ディアノ(Paul Di'Anno)のオフィシャル・ドキュメンタリー映画『Di'Anno: Iron Maiden's Lost Singer』。トレーラー映像が公開されています。
本作はヨーロッパの映画祭で上映され、海外で今夏にストリーミング配信とDVD/ブルーレイ・リリースが予定されています。リリース元はCleopatra Entertainment。
生前から企画されていたオフィシャル・ドキュメンタリー映画で、監督を務めるのウェス・オーショスキーは、モーターヘッドのレミーのドキュメンタリー映画『極悪レミー』や、ザ・ダムドのドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』などで知られています。
本作にはアイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、キッスのジーン・シモンズのほか、エクソダス、スレイヤー、メガデス、オーヴァーキル、セパルトゥラのメンバーらも出演しています。
この作品は、人生のどん底にいたディアノが2人のアイアン・メイデンのファンと出会い、健康を取り戻し、キャリアを再スタートさせるまでを描いています。
2010年代半ばから車椅子生活を余儀なくされていたディアノは、新型コロナウイルスのパンデミックの最中に健康状態が急激に悪化。そこで前述の2人のファンがクラウドファンディングを立ち上げ、これがきっかけで彼はクロアチアに移住。ファンと医師たちの支えを受け、資金が尽きかけるなかで劇的な回復を遂げ、メイデン時代のバンドメイトと再会し、恋に落ち、そしてついには、英雄的かつドラマチックなステージ復帰を果たします。
これらすべてが、2017年に撮影を開始した『Di’Anno: Iron Maiden’s Lost Singer』に収められています。
監督のオーショスキーはこう話しています。
「長い間、撮るものがほとんどなかった。ポールは、イギリスの医師たちが許可を出さなかった手術を待ち続けていた。彼は信じられないほど暗い状況にいた。でもクロアチアに移ってからは、ファンと医師が、彼が切実に求めていた希望を与えてくれた。それを目撃できたのは本当に美しかった。私は、これまでにないロック・ドキュメンタリーを作りたかった。最終的に、その目標は達成できたと思います」