HOME > ニュース >

メタリカの82年デモ『No Life 'til Leather』の拡張版が日の目を見ない理由をデイヴ・ムステイン説明 ジェイムズとの最後の会話を明かす

2026/01/29 10:28掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Dave Mustaine and James Hetfield - Tim Mosenfelder/WireImage
Dave Mustaine and James Hetfield - Tim Mosenfelder/WireImage
メタリカ(Metallica)が1982年にジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)ラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich)、ロン・マクガヴニーによって録音したデモテープ『No Life 'til Leather』。2015年4月、メタリカはレコード・ストア・デイにこのデモテープのカセットテープ版を限定発売しました。その際、このデモテープの拡張版をCDやアナログレコードで発売する計画も発表されましたが、それから10年以上たった今もリリースされていません。ムステインは英Classic Rockの新しいインタビューの中で、拡張版が未だに日の目を見ていない理由を説明しています。ムステインは、リリース計画を断念させたジェイムズ・ヘットフィールドとの会話を明かし、「それ以来、彼と話した記憶はないよ」と発言しています。

「“Phantom Lord”の音楽は全部俺が書いた。“Metal Militia”の音楽も全部俺だし、“Jump In The Fire”と“The Mechanix”の音楽も俺が書いた。それに“Jump In The Fire”と“The Mechanix”の歌詞も俺が書いた。計算してくれよ、俺が音楽を書いてジェイムズ(ヘットフィールド)が歌詞を書いたなら、クレジットは俺が50%、ジェイムズが50%になるはずだろ。ところが、俺がバンドを去ったとき、実際の扱いはそうじゃなかった。ジェイムズとラーズ(ウルリッヒ)は、ラーズが何も書いていない曲にまでラーズの取り分を与えることを決めたんだ。しかもその4曲すべてで起きた。

これがメタリカと一緒に何かを進めていく上で、ずっと争点だった。だって不公平だろ? 神様より金持ちなくせに、なんで俺の取り分まで取る必要があるんだ?

ジェイムズから電話がかかってきた。彼は“なあ、『No Life 'Til Leather』をリリースしたいんだ。だから音楽出版権の問題をきっちり整理したくてさ。正直、当時どうだったかよく覚えてないんだ”って言っていたから俺はこう答えた。“それはちょうどいい。俺は覚えてる。何が起きたか、ちゃんと説明できる”。

でも、そこから話が妙な方向に進んだ。ジェイムズが“それは俺たちの記憶とは違う”って言うから、俺はこう言った。“ジェイムズ、正直に言うけど、物事の見方には3通りある。お前の見方、俺の見方、そして真実だ。真実ってのは、その2つが混ざったものだ”とね。それで会話は終わった。彼の気に障ったようで、彼は電話を切った。それ以来、彼と話した記憶はないよ」