
John Mellencamp Perform With Johnny Cash at the Rock & Roll Hall of Fame 1995
ジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp)はポッドキャスト『Joe Rogan Experience』の最近のインタビューの中で、
ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)とのエピソードを語っています。1995年、ロックの殿堂でのパフォーマンスで共演した2人。苛立つキャッシュから距離を取るためにサウンドチェックをパスしたメレンキャンプでしたが、そのせいで、本番当日に「完全に恥をかいた」と振り返っています。
「僕たちはサウンドチェックのために待機していたんだけど、出演者がたくさんいたんだ。(僕らの前は)イーグルスがサウンドチェックしてたんだけど、ドン・ヘンリーは完璧主義者だから、いつまでも終わらないんだ。すべてが完璧じゃないと気が済まないんだよ。僕はジョンとジューン(カーター・キャッシュ)と一緒に立ってたんだけど、40分くらい遅れていたから、ジョンは苛立っていたんだ」
ようやく彼らがサウンドチェックに入る頃には、キャッシュは完全に機嫌が悪くなっていました。
「彼はとにかく短気だった」。キャッシュを怒らせてはいけないと感じたメレンキャンプは、デュエット曲の「Ring of Fire」のリハーサルは飛ばそうとキャッシュに提案しました。
「あの曲は知ってるし、簡単だよ」と提案するメレンキャンプに対して、キャッシュは「本当にいいのか?」と確認しますが、メレンキャンプは「大丈夫、いける」と言い切りました。しかし、その判断は賢明ではなかったようです。
翌日の殿堂入りコンサートで、予定どおりキャッシュはメレンキャンプをステージに迎え、「Ring of Fire」の演奏を始めますが…。
「彼が歌い始めた。♪I fell into~ってね。でも僕は、彼が喫煙のせいでキーを下げているなんて、まったく気づいてなかった。だから音程が取れなかった。曲が本来書かれているキーじゃなかったから、音程がまったく見つからなかったんだ」
メレンキャンプのヴォーカルの苦戦は一目瞭然で、歌っている間、音程は不安定なままでした。さらに状況を悪化させたのは、ステージ脇で仲間のロックスターたちが見守っていたことでした。
「こっちを見るとチャック・ベリーがいて、あっちを見るとスプリングスティーンがいる。ステージ脇にそういう連中がずらっと並んでいてさ。みんな“お前、盛大にやらかしてるぞ”って顔でこっちを見てたんだ」
メレンキャンプは、演奏後すぐにステージを飛び出しました。
「曲が終わった瞬間、僕はステージから走って逃げた。完全に恥をかいたよ。とにかくステージを飛び出して、自分のトレーラーに戻ったんだ。中に入ったばかりのところで、突然ドアをノックする音がして、開けたらジョンだった。“入ってもいいか?”と言うので、僕は“なぜ入りたいのか分からないけど、まあ、どうぞ”と答えた。すると彼はこう言ったんだ。”だから言っただろ、サウンドチェックをやるべきだったって”」
以下は当日のパフォーマンス映像