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スライ&ロビーのスライ・ダンバー死去

2026/01/27 07:04掲載(Last Update:2026/01/27 07:46)
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Lowell Fillmore “Sly” Dunbar - Getty Images
Lowell Fillmore “Sly” Dunbar - Getty Images
レゲエ界で最も尊敬されるリズム・セクション/プロダクション・デュオのひとつ、スライ&ロビー(Sly and Robbie)スライ・ダンバー(Lowell Fillmore “Sly” Dunbar)が死去。73歳でした。

彼の妻テルマは、ジャマイカの新聞Gleanerに、現地時間1月26日の朝に彼が反応のない状態で見つかり、その後、医師により亡くなっていることが確認されたと語っています。英ガーディアン紙の取材に応じたダンバーに近い別の関係者もこの訃報を認め、ダンバーは数か月前から体調を崩していたとも伝えています。現時点で死因は明らかにされていません。

ジャマイカ人ドラマー兼プロデューサーのスライ・ダンバーは1952年5月にジャマイカのキングストンに生まれる。本名はローウェル・フィルモア・ダンバー。15歳でYardbroomsというグループで演奏を始める。1969年にリー・ペリー&ジ・アップセッターズのシングル「Night Doctor」で初のレコーディングセッションを行った。

1972年にジャマイカ人ベーシスト兼プロデューサーのロビー・シェイクスピアと出会い、スライ&ロビー名義で活動を始める。2人はピーター・トッシュと親密な関係を築き、5枚のアルバムを録音した。その後も、さまざまなバンドやアーティストからのレコーディングオファーを受け、その数千ものセッションは数十年にわたって続き、驚くほど幅広い音楽界の著名人と共演を果たした。

2人はラヴァーズ・ロックのアイコンであるデニス・ブラウンとも長く実りある関係を築き、ブラウンの10枚以上のアルバムに参加。また彼らはブラック・ウフルやバニー・ウェイラーなどのレゲエ界のスターたちだけでなく、ロック/ポップス界のスターたちとも共演した。

その一部を挙げると、ボブ・ディランの『Infidels』『Empire Burlesque』『Down in the Groove』、ミック・ジャガーの『She’s the Boss』、ローリング・ストーンズの『Undercover』(一時はローリング・ストーンズのツアーでオープニングアクトを務めた)、ジョー・コッカーの『Sheffield Steel』、セルジュ・ゲンズブールの『Negusa Nagast』、ジャクソン・ブラウンの『World in Motion』、オノ・ヨーコの『Starpeace』、カーリー・サイモンの『Hello Big Man』、シネイド・オコナーの『Throw Down Your Arms』、イアン・デュリーの『Lord Upminster』、グレース・ジョーンズの『Warm Leatherette』『Nighclubbing』など、数多くの作品に参加した。

2人は1980年に自身のレーベル「タクシー・レコード」を設立。同レーベルからは2人の作品のほか、数多くのジャマイカ人アーティストのアルバムをリリースした。

2人は数多くのスタジオ・アルバムやダブ・リミックス・アルバムをリリースした。リミックスや自分たちの作品をサンプリングした曲も含め、 2人は20万曲以上に参加したとも言われている。

ロビー・シェイクスピアは2021年に亡くなっている。