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デイヴィッド・フォスター、セリーヌ・ディオンに『タイタニック』主題歌には「手を出さない方がいい」と助言していた

2026/01/23 19:42掲載
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David Foster and Céline Dion
David Foster and Céline Dion
デイヴィッド・フォスター(David Foster)は“セリーヌ・ディオン(Céline Dion)を育てたプロデューサー”として広く知られているため、映画『タイタニック』の主題歌「My Heart Will Go On」も自分がプロデュースしたと思われがちだと語る。じつはフォスターは、ディオンにこの曲には「手を出さない方がいい」と助言していたという。ポッドキャスト『And The Writer Is…』の新しいインタビューの中で、振り返っています。

フォスターはまず、ディオンとの最初の出会いをこう振り返っています。

「カナダの(公共放送局)CBCで働いている友人から“この女の子は絶対に聴くべき。すごいから”っていう情報をもらったんだよ。彼女が歌っているテープを送ってくれて、あまりの衝撃に、モントリオールまで飛んで行ったんだ」

フォスターはディオンと複数のアルバムで仕事をして成功を収めました。ですので、ディオンが「My Heart Will Go On」をレコーディングする機会を得た時、フォスターがそのプロデュースを担当するのは当然の選択だったはずです。

しかし実際にはそうなりませんでした。むしろフォスターはディオンに「手を出さない方がいい」と助言したと話しています。

「セリーヌには、もし『タイタニック』の曲を録音したらキャリアを台無しにすることになる、と伝えたんだ。本当にそう言った。あの曲が好きじゃなかったからね。今でも好きじゃない。だから僕はプロデュースしなかった。ウォルター(アファナシエフ)がやったんだ。僕は断ったんだよ」

ディオン本人も『タイタニック』主題歌のレコーディングにはあまり乗り気ではなかったと噂されています。直近で、1996年の『アンカーウーマン』のサウンドトラックに「Because You Loved Me」を提供したばかりでしたし、それ以前には1991年のディズニーアニメ『美女と野獣』の主題歌(ピーボ・ブライソンとのデュエット)も歌っていたためです。

しかし、ディオンは当時の夫ルネ・アンジェリルにデモを録音するよう説得され、最終的にウォルター・アファナシエフが加わりました。アファナシエフはデモが気に入らなかったので、アレンジを変えました。そしてこの曲は、推定1800万枚を売り上げる大ヒットとなりました。

フォスターはこの曲に関わらなかったことを特に後悔していないようですが、彼が自身がこれまでに関わったアーティストについて人々と話す際、人々は決まってフォスターが「My Heart Will Go On」を手がけたのだと思い込むと話しています。

「セリーヌの話になると、まず最初に言われるのが“あの『タイタニック』の曲、大好き”なんだよ。僕が“いや、あれは僕がプロデュースしていないんだ”と言わなきゃならない。すると相手は“この人、完全に嘘ついてるな”みたいな顔をするんだ。だから今では、ただ〟ありがとう”と言うようにしてる。でも、実際には僕はまったく関わっていないんだけどね」