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ロバート・フリップが選ぶ「自身にとって極めて重要なキング・クリムゾンのアルバム3枚」

2026/01/19 20:11掲載
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Robert Fripp
Robert Fripp
キング・クリムゾン(King Crimson)ロバート・フリップ(Robert Fripp)が選ぶ「自身にとって極めて重要なキング・クリムゾンのアルバム3枚」。米Guitar Worldの『Red』についての新しいインタビューの中で、語っています。

「私にとって『Red』は、『In the Court of the Crimson King』や『Discipline』と共にコンプリートネス(Completeness/完全性/情報や要素が揃っている完全性)あるいはインテグリティ(integrity/完全性/本来あるべき姿・性質を維持している完全性)を感じさせるクリムゾンの3枚のアルバムのひとつです。

(インタビュアー:なぜそう感じるのか、あなたの見解をぜひ聞かせてほしい)

『Red』は、それ自体で完結し、十分に満足できる作品。『In the Court』も、『Discipline』も。もしその間のアルバムが一切なかったとしても、“ああ、このバンドはこういう歩みをたどってきたんだな”と思うでしょう。その間のアルバムを並べてみると、『Court』から『Red』へと至る過程が、よりはっきりと見えてきます。

『Discipline』が面白いのは、全くの予想外として現れたこと。あれを予想できた人は誰もいなかったでしょう。一方で、あれがあの形以外になり得たのか、とも思えます。ご存じかもしれませんが、『Red』は(ニルヴァーナの)カート・コバーンのCDプレーヤーに入っていたアルバムでしたし、(『Nevermind』のプロデューサー)ブッチ・ヴィグはジョン・ウェットンに、1974年のソルトレイクシティで観たクリムゾンが、自分にとって非常に強烈な瞬間だったと語っています。

(MR.BIGの)ビリー・シーンが日本に来ていたとき――たしか2000年だったと思いますが――彼が私を楽屋に招き入れてくれて、ポール・ギルバートと一緒にベースで“Frame by Frame”を弾き始めました。後にビリーは、もし無人島に3枚だけアルバムを持っていくなら、その1枚は『Red』だと言っていました。私はビリーの見解を信頼しています。

私がこれを評価する立場にはありませんが、私にとって極めて重要なのはその3枚のアルバムです。『In the Court of the Crimson King』と『Red』が最初の時期を象徴し、そして『Discipline』が、まったく別次元からではあるけれど、その流れを継承し続けています」