“Hold Me Now”は、基本的には私からトムへの手紙であり、トムから私への手紙で、そこにジョーの感嘆詞が入る、そんな曲です。私は“壁にピンで留めた写真”を実際には持っていなかったけれど、あの歌詞は、私が作詞用ノートに挟んでいた、トムと私がキスしているフォトブースの写真に触発されたものです。歌詞の大半は、ラブレターを書くみたいに走り書きしました。自分が本当に考えていることを見つけるために衝動的に書きなぐったものです。それから、トムが歌うことになるので、トムからの言葉であるかのように言葉を調整しました。
すべてが驚くほど速く進み、まさにに心のままに作られたものでした。その後、曲はまるで独自の生命を得たかのようでした。それは私たちの人生の中でも、とてつもなく大きく、派手で、痛みも伴いながらも狂おしいほど素晴らしい時間でした。トムと私の間には2人の子供がいますが、私たちは今はカップルでもバンドでもありません。でも3人とも家族のような存在で、今も連絡を取り合っています。たまにどこかで“Hold Me Now”が流れてくると、心が「ああ」と震えることがあります」