レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)のマネージャーを1999年から務めるロス・シリングはUltimate Classic Rockの最近のインタビューの中で、スキナードの伝記映画が企画されていること、公式自伝に取り組んでいること、新曲について、「オリジナル・メンバーが一人もいないのに活動を続けている」と言われていることについて語っています。
まず伝記映画についてこう話しています。
「バンドの公式映画制作に関心を示す大手企業が2、3社ある。この物語が圧倒的に素晴らしいのは言うまでもない。音楽界、特にロックンロール界においてこれ以上の物語は存在しないだろう。2時間の劇場映画になるのか、Netflixなどで6話か8話のシリーズになるのかは、まだわからない」
また、スキナードの公式自伝についてはこう話しています。
「これまで様々な人物による自伝は出版されてきたが、最も身近にいて実際に体験した者たちによるものは存在しない」
さらに新曲について「議論が進んでいる」という。スキナードのスタジオ・アルバムは2012年の『Last Of A Dyin' Breed』が最後です。
「ジョニー(ヴァン・ザント)、リッキー(メドロック)、ゲイリー(ロッシントン)が書いた30曲ほどが未発表のまま残っており、いずれ再検討され録音される可能性はある。それがスキナードの楽曲として世に出るのか? それはわからない。まだ決まっていない。もしリッキーとジョニーが(仕上げることを)望むなら、そうなるかもしれないが、今のところ、それをする大きな計画はない」
2023年にゲイリー・ロッシントンを失い、スキナードはオリジナル・メンバーが一人もいない状態ですが、スキナードの伝統を守り、メンバーの変更に関する懸念を乗り越える信頼性をバンドは維持している、とシリングは語っています。
「現在のラインナップは、(スキナードの)音楽を本来聴かれるべき高い水準で演奏している。(バンドの創設者である)ロニー・ヴァン・ザントとは面識がなかったが、ゲイリーはいつも、彼らの夢は音楽を永続させることだと言っていた。だから、僕たちがそのレガシーと、彼らが生み出して何百万人もの人々の心に触れてきた音楽を受け継いでいると実感できるのは、本当に力強いことなんだよ。
“オリジナル・メンバーが一人もいないのに活動を続けているバンドがいる”ってよく言われるけど、観客のたぶん95%は、フロントマンがジョニー・ヴァン・ザントのレーナード・スキナードしか知らないんだ。
音楽が人々の心に響き、ファンが観に来たいと思ってくれる限り、(スキナード)はこれからも続けていく。僕たちの誰も、物語が1977年で終わったとは思っていない。それは復活して、さらに強くなって、今もなお続いているんだ。
そこには三世代の人たちがいて、この音楽を聴きたがっている。10代や20代の若者がレーナード・スキナードに興味を持ち、何度もライヴに来て、この音楽に心を動かされるようになっている。それって悪いことかい? 僕はそうは思わないね」