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ルネッサンスのクラシック・ラインナップの一人、ドラマーのテレンス・サリヴァン死去

2026/01/11 20:04掲載
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Terry Sullivan (Image credit: Fin Costello/Redferns)
Terry Sullivan (Image credit: Fin Costello/Redferns)
英プログレッシブ・ロック・バンド、ルネッサンス(Renaissance)のクラシック・ラインナップの一人、ドラマーのテレンス・サリヴァン(テリー・サリヴァン/ Terence Sullivan、Terry Sullivan)が死去。ルネッサンスのアニー・ハズラム(Annie Haslam)がSNSで発表しています。

以下、アニー・ハズラムの声明より

「大変悲しいお知らせとなりますが、ルネッサンスのクラシック・ラインナップでドラマーを務めたテリー・サリヴァン(テレンス・サリヴァン)が逝去いたしました。彼は家族に見守られ、愛に満ちた部屋の中で安らかに息を引き取りました。彼は素晴らしいドラマーであり、温かい人柄で、思いやりがあり、ユーモアにあふれ、さらに優れたソングライターでもありました。テリー、妻のクリスティーン、息子のリーとクリスチャン、孫のアシュトン、そして彼を恋しく思う世界中のファミリー、友人、ファンのために、どうか祈りを捧げてください。

つい数週間前に、私たちは輝かしい日々を懐かしみながら語り合っていました。わずか4年でニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団と共にカーネギーホールに立ち、その後にロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団やロイヤル・コーラル・ソサエティとロイヤル・アルバート・ホールで共演するまでになったか、その辿り着いた道のりを語り合いました。望みうるすべての夢を私たちは手にし、そして何よりも比類なき音楽を創造することができた恵みを忘れることはありません。永遠に胸に刻み続ける素敵な会話でした。

これは私が一番好きなテリーの写真です。最愛の父のためにベティ・サッチャーと共作した曲“Forever Changing”を演奏しているところで、彼の顔に喜びと愛が輝いているのが見てとれます…
テリー、永遠に私の心の中に」



サリヴァンは、オリジナル・ルネッサンスを経て1972年に始動した第二期/新生ルネッサンスに、アニー・ハズラム(ボーカル)、マイケル・ダンフォード(ギター)、ジョン・タウト(キーボード)、ジョン・キャンプ(ベース)と共に参加した、クラシック・ラインナップの一人。

サリヴァンは英ロンドン生まれ。ルネッサンス参加前には、サイケデリック・ロックバンド Dry Iceで活躍。ザ・フー、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンなどと共演していた。米国での演奏活動を経て英国に戻ったサリヴァンは、英メロディ・メーカー誌の広告を見て、ルネッサンスのドラマーとなった。初参加アルバムは1972年の3作目『Prologue』で1979年の『Azure d'Or』までのアルバムに参加。中には、1975年の名盤『Scheherazade And Other Stories』や1978年のトップ10シングル「Northern Lights」も含まれる。

サリヴァンは『Azure d'Or』のレコーディング後、長年の友人であるキーボード奏者ジョン・タウトがステージ上でミスをしたことを理由に解雇されたことに抗議し、ルネッサンスを脱退した。

2人は2001年発表の『Tuscanny』制作時に本格的に復帰し、サリヴァンは翌年リリースされたライブアルバム『In the Land of the Rising Sun: Live in Japan』の録音までバンドに残った。その後まもなくバンドは解散した。

ハズラムは2009年にルネッサンスを再結成したが、クラシック・ラインナップで他に参加したのはギタリストのマイケル・ダンフォードのみだった。

サリヴァンはGood ‘ol BoysやRenaissantなどでも演奏していた。