
Ozzy Osbourne and Jack Osbourne in 2011. (c) Andrew H. Walker/Getty
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の息子ジャック・オズボーンはポッドキャスト『Leave No Doubt Fatherhood』の新しいインタビューの中で、父の育て方から学んだことについて語っています。
「まず真っ先に思い浮かぶのは、父の驚くべき仕事への姿勢だね。みんな“ロックスターって、きっとワイルドな生活を送っているんだろう”と思いがち。(ガンズ・アンド・ローゼズの)アクセル・ローズがステージに上がるまで4時間も待たせて暴動が起きた、みたいなイメージが浮かぶ人も多いかもしれない。
もちろん、父にもそういう瞬間はあった。でも父は労働者階級のど真ん中で育ったんだ。両親とも工場で働いていて、子供の頃は一年に一足の靴しか買ってもらえなかった。裕福さなんて一切ない環境で育ったんだ。だからこそ、父にとっては、仕事を尊重すること、自分の職に就ける特権を敬うことが大事だったんだと思う。そして父はいつも、早く得ても、それはいつ失うか分からないと理解していた。その考えはいつも僕の心に強い印象を残したし、父がいつも僕に伝えてくれていたことなんだよ。
父ははよくこう言っていた。“上り坂で会う人には下り坂でも必ず再会する。だから一緒に働く人たちには親切にしろ。約束した時間に現れて、ちゃんと自分の仕事を全うしろ”とね。
もう一つ、今でも強く心に残っているのは、父が常に口にしていた言葉で“最初にうまくいかなくても、何度でも挑戦しろ”という教え。これは父にとって、祖父から深く刻み込まれた強い労働倫理そのものだったんだと思う。祖父は生涯、工具工場で夜勤を続けていたんだよ。
オジーが最高の親ではなかった時もあった。彼は父親が子育てをしない時代の人だった。父親は仕事に行って稼いでくる、それが役目という時代だった。僕らが子どもの頃は口論もあったし、10代の頃には父親とぶつかったりもした。
ある時、父が僕を見て“お前は何に不満があるんだ? 欲しいものに困ったことなんてないだろ。何だって持ってるじゃないか”みたいに言ったんだ。僕は“僕が欲しいのは父親だ。父さんとの関係が欲しいんだ”と言ったよ。
父には父で、自分自身の問題があって、人生の大半で依存症の問題と闘っていた。それはどんな親子関係にも大きな隔たりになる。
でも結局のところ、子育てって、その多くは自分の親の失敗から学ぶことなんだと思う。親のやり方の中から、“これは良かった”“これは嫌だった”と選り分けていく。それでいいんだ。だって、僕らの親だって同じことをしてきたわけだから。父は自分の父親のやり方とは全く違う方法で僕を育てた。母も同じで、自分の両親とはまったく違うタイプの親だった。結局のところ、人々が気づいているかどうかにかかわらず、僕はそれこそが子供たちに与えられる贈り物だと思っているんだ。もし子供たちが十分に気づいていれば、彼らが親になる準備ができたときに活用できる手引書を渡しているんだよ」