
EXTREME (c) earMUSIC (c)Jesse Lirola
エクストリーム(EXTREME)は最新アルバム『SIX』(2023年)をリリースするまで15年かかりましたが、次回作は早く出そうです。エクストリームは新しいスタジオ・アルバムを制作中で、
ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)によると「15~16曲の新曲」を制作中だという。米Guitar Worldの新しいインタビューの中で明かしています。
「ファンが気づかせてくれたんだ。“次のアルバムを長く待たせてはいけない。ファンがいて幸運だ。こういうことをやってほしいって頼まれる機会があるのも幸運なんだ”とね。これら全てが58歳の僕に起きている。二度とこんなチャンスは巡ってこない。新作アルバムも、こういうリスタートもね。
だから自分に言い聞かせた。“このチャンスを台無しにするなよ。お前は幸運だ。この年齢でこんなことをできるなんて幸運だ”と。9月20日に59歳になった。この機会に恵まれて幸運だよ。“あのアルバム(Six)なんてクソ食らえだ。もっと上を目指したい”と自分に言い聞かせ始めている。それが僕たちのやり方だった。それがゲームの本質だった。
ゲームってのは“人々が君の過去作を称賛するのを聞いて、それを繰り返すだけじゃダメだ”ということ。“毎回、自分でハードルを上げなきゃいけない”ってことなんだ。実際に達成できるかどうかは問題じゃない。ハードルを上げてクリエイティブでいようとするワクワク感こそが全てなんだ。
リードギターだけでなく、リズムギター、ソングライティング、メロディー、ハーモニー、プロダクション。そのすべてにおいてクリエイティブであること。もうすでに(新曲は)15~16曲はある。ツアーに出ることだけでも十分尻を叩かれるのに、(オジー・オズボーンの最終公演で)あれだけのレジェンドやヒーローたちに囲まれても次のアルバムのインスピレーションが湧かないなら、いったい何が湧かせるっていうんだ。
(インタビュアー:エクストリームがやっていたことを、人々が理解するまでに何年かかかったと感じますか?)
ファンはいたけど、メインストリームという意味では、僕らは“More Than Words”のバンドだった。ギタリストがいるバンドではあったけれど、いつもどこか少し距離感があった。正当な評価は得られていなかった。
多くの人が言うには、アルバム『Six』でようやく――バンドとして――素晴らしいアルバムを作った本物のギタリストがいるロックバンドとして評価されるようになったそうだよ。
彼らの言うとおりだと思う。というのも、あのアルバムが出るまで僕たちはその議論の対象にすらなってなかったから。すでに3、4枚のロックアルバムを出していたので、それを言うのは本当に奇妙だけど。でも、僕らのソングライティング、メロディー、ハーモニー、歌詞には美しいものがたくさんある。いつだってクイーン的な要素はあって、それが僕らのDNAの一部なんだ。だからこそ、時にはそれがロックンロールの邪魔になりかけることもあったんだよ」