HOME > ニュース >

オーペスのミカエル・オーカーフェルト、現代において「もはや“プログレッシブ”が何を意味するのかわからない」

2026/01/01 17:53掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Mikael Akerfeldt
Mikael Akerfeldt
スウェディッシュ・プログレッシブ・メタル・バンド、オーペス(Opeth)のフロントマンであるミカエル・オーカーフェルト(Mikael Akerfeldt)はProg Projectの新しいインタビューの中で、現代において「“プログレッシブ”というラベルはますます重要じゃなくなってきている。もはやそれが何を意味するのかわからないから」「ひとつの“サウンド”になってしまった。それは、あまり“進歩的”とは言えない」と自論を語っています。

「プログレッシブ」という概念・定義について尋ねられたオーカーフェルトはこう語っています。

「自分たちが“プログレッシブ”だと感じることが、それほど重要なのかどうか、もうそれが何を意味するのかよくわからなくなってきた。昔はさまざまなスタイルをミックスしていたバンドとかプログレッシブ・バンドの定義はもっと簡単だったと思う。でも、今ではプログレッシブと言うと速いギターソロや変拍子を意味するようになって、ひとつの“サウンド”になってしまった。それは、あまり“進歩的”とは言えないよね。

特にロックやメタルにおいては少し“退行的”になっていると思う。それに“プログレッシブ”かどうかは自分たちでは決められない。それはオーディエンスが決めることだと思う。俺にとって“プログレッシブ”というラベルはますます重要じゃなくなってきている。もはやそれが何を意味するのかわからないからだ。

曲を書くとき、自分たちの音楽を進化させるのは難しくない。影響を受けているものがたくさんあるし、自分の音楽にすごく情熱を注いでいるから。そうして努力はしているけど、結局のところ、ただエモーショナルな音楽を書きたいだけなんだ。

(インタビュアー:では“プログレッシブ”であろうと意図しているわけではないのですね?)

そうだね、自分自身を繰り返したくないんだ。2000年代初頭の路線を繰り返してほしいファンもいると思うけど、俺はそれにはあまり興味がない。進化したいとは思っているけど、“プログレッシブ”というジャンルに収まるために進化したいわけではないよ」