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レッチリのフリー、自分に最も大きな影響を与えているベーシストのことを「回顧録の執筆を始めるまで気づかなかった」と語る

2026/01/01 14:05掲載
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Flea - Photo: Joshua Peter Grafstein
Flea - Photo: Joshua Peter Grafstein
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)フリー(Flea)は、自分に最も大きな影響を与えているベーシストのことを「回顧録の執筆を始めるまで気づかなかった」と語っています。

彼はこれまでジャコ・パストリアスに深い敬意を示してきました。しかし、最も大きな影響を与えたベーシストは、実はパストリアスではないという。

リック・ベアトの最近のインタビューの中で、こう話しています。

「最近まで気づいていなかったんだ。回想録(『フリー自伝 アシッド・フォー・ザ・チルドレン』)を書いたときに気づいた。人生の大きな存在だった継父について書いていた時、彼がベースを弾くのを見ていたことなんかを書いているうちに、彼こそが自分に与えた最大の影響なんだって気づいたんだ。全く自覚していなかったよ」

1971年にフリーの両親は離婚し、その後、彼の母が再婚したのが、ジャズ・ミュージシャンのウォルター・アーバン・ジュニアでした。フリーの継父は頻繁にミュージシャンを自宅に招き、ジャムセッションを行っていて、フリーもそのような音楽に囲まれた環境で育っていきました。

二人の関係は複雑で、特に継父の暴力的な傾向が原因だったという。フリーは2019年のインタビューの中で「ウォルターは酔うと、何かが引き金になって暴れ出し、家中の物を壊しまくった。時には銃を取り出すこともあった」と語っていました。

しかし、継父が楽器と向き合う姿勢は若いフリーに深い印象を残していました、こう続けています。

「俺たちの関係はぎくしゃくしていたから、そんなこと考えたこともなかった。でも、彼の身体性とそれに取り組む姿勢は、まさに俺の演奏へのアプローチそのものだと気づいたんだ。彼はアップライトベースを弾いていたけど、それでも俺のベースへのアプローチそのものだった。“このクソったれをぶっ壊してやる”って感じ。怒りも、もどかしさも、理解されないという思いも、心の荒れ狂いも、今まさに噴き出してくるんだ。わかるだろ? まるで原始的な叫び声のような状態になるんだ」