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米国 1930年の著作物がパブリックドメインに 「ベティ・ブープ」『西部戦線異状なし』『キング・オブ・ジャズ』「我が心のジョージア」「明るい表通りで」等

2026/01/01 12:21掲載
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Public Domain Day 2026 | Duke University School of Law
Public Domain Day 2026 | Duke University School of Law
米国では、1930年に米国で発行された著作物の著作権の保護期間が2025年末を持って失効。1925年の録音とともに2026年1月1日からパブリックドメイン(共有財産)となりました。米デューク大学パブリックドメイン研究センターは、新たにパブリックドメインに登録された著作物(文学、映画、音楽作品)を紹介しています。ここで紹介されているのは、あくまでも米国での話で、著作権保護は国によって異なります。

米国では1998年に米国著作権法が改正され、それまで“発表後75年”に定められていた著作権保護期間が“発表後95年”に延期。今回パブリックドメインとなった作品は、もともと2006年にパブリックドメインになる予定でしたが、20年延期され、2026年1月1日からパブリックドメインとなっています。

また米国では音楽の録音物の著作権については別の法律があります。2022年、音楽近代化法という新しい法律の下、1922年末までに録音された音源はパブリックドメインとなりました。そして2026年、新たに1925年の録音もパブリックドメインとなりました。

キャラクターでは、ベティ・ブープとローバー/プルートも1930年代のオリジナル版がパブリックドメインとなりました。これらのキャラクターの異なるヴァージョンは依然として著作権で保護されています。漫画『ブロンディ』のブロンディとダグウッドもパブリックドメインとなりました。

映画は、アカデミー受賞作品『西部戦線異状なし』、ポール・ホワイトマンと彼のバンドが主演する『キング・オブ・ジャズ』、アルフレッド・ヒッチコック監督作『殺人!』、マレーネ・ディートリヒ出演の『嘆きの天使』などもパブリックドメインとなりました。

音楽は、ジョージ・ガーシュウィン作(「I Got Rhythm」「I've Got a Crush on You」、「But Not for Me」「Embraceable You」)、スタンダード・ナンバーの「Georgia on My Mind(邦題:我が心のジョージア)」、「Just a Gigolo」、そしてNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に物語の主軸としてルイ・アームストロングによる歌唱も登場するジャズのスタンダード・ナンバー「On the Sunny Side of the Street(邦題:明るい表通りで)」などもパブリックドメインとなりました。

特集映像


■米デューク大学パブリックドメイン研究センターの特集ページ
https://web.law.duke.edu/cspd/publicdomainday/2026/