英国の特撮テレビシリーズ『サンダーバード』の60周年を記念した新しいドキュメンタリー『THUNDERBIRDS ARE 60』が制作され、第1部「すべての始まり(How It All Began)」の配信がYouTubeでスタートしています。
制作は、スーパーマリオネーションの伝統を受け継ぐ、英国の制作会社Century 21 Films。Century 21 Filmsのスティーブン・ラリビエーは、2015年に「サンダーバード50周年記念エピソード」(日本では『サンダーバード55/GOGO』として劇場公開)をプロデュース・監督した人物です。
以下、『THUNDERBIRDS ARE 60』のインフォメーションより
「ジェリー&シルヴィア・アンダーソンによる『サンダーバード』が60周年を迎えました! これを記念して、Century 21 Filmsは、この作品の制作・製作・放送の舞台裏をこれまでで最も深く掘り下げる新たなドキュメンタリー・シリーズを制作しました。貴重なアーカイブ、希少なフィルム素材、未公開インタビューなどを多数収録し、かつてない形で『サンダーバード』の物語を体験できます。
第1部『すべての始まり』では、ジェリーとシルヴィアがシリーズ誕生の経緯や、作品で最も人気のあるキャラクターや設定の多くがどのように生み出されたのかを振り返ります。レディ・ペネロープからブレインズ、有名な救助メカから威嚇的な悪役に至るまで、このアニバーサリー企画では、すべての要素がどのようにして最初に組み合わされたかが紹介されています。
シリーズ共同制作者たちの回想に加え、『THUNDERBIRDS ARE 60』では脚本家のアラン・パティロ、デニス・スプーナー、アラン・フェネル、ドナルド・ロバートソンへのインタビューも収録。彼らが人形劇のために脚本を書くことの難しさについて語っています」