
Dave Mustaine & Jeff Young, Megadeth
メガデス(Megadeth)の
デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)は、クリス・ポーランドの後任を探していた時、あるバンドのギタリストに加入を打診する。しかし、そのギタリストがレコーディングでソロを弾くことになった時、「ギターの先生にソロを弾いてもらって、それを教えてもらう」と言い出す。その時に現れた先生が
ジェフ・ヤング(Jeff Young)。メガデスの本当の後任が見つかった瞬間だった。ムステインは米Guitar Worldの新しいインタビューの中で、当時を振り返っています。
「ちょっと奇妙な出来事だった。ギタリストを探していて、デイヴィッド・エレフソンと一緒に(米カリフォルニア州ロサンゼルスの)リシーダのカントリークラブに行った。そこで、マリスっていうバンドを観たんだ。マリスには、背が高くて見栄えのするギタリスト(ジェイ・レイノルズ)がいて、ギブソンのフライングVを弾いていて、俺にはマイケル・シェンカーの影響を強く受けていたように見えた。
(ムステインは公演後、レイノルズに声をかけました)
彼にメガデスに入ってほしいって言った。彼もバンド加入に乗り気だった。それで俺たちはスタジオで『So Far, So Good… So What?』のレコーディングをして、俺は“よし、君のソロを録るぞ”って言ったんだよ。
そしたら彼は“オーケー。ギターの先生に電話して、先生にソロを弾いてもらって、それを教えてもらうよ”って言い出したんだ。俺は“冗談だろ、からかってるのか”って思ったよ。いや、でも本当だった。彼は本当にそうするつもりだったんだ。
俺は受け入れた。それで(彼のギターの先生の)ジェフがやって来た。ジェフは本当に素晴らしいギタリストだった。彼に何かを感じたんだ。クリスと同じように、彼も独自のスタイルを持っていた、それで俺たちはレコーディングに取りかかったんだよ」