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ザ・キュアーのペリー・バモンテ死去

2025/12/27 05:05掲載
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The Cure’s Perry Bamonte, photo by Harmony Gerber/Getty Images
The Cure’s Perry Bamonte, photo by Harmony Gerber/Getty Images
ザ・キュアー(The Cure)の長年のギタリスト兼キーボーディスト、ペリー・バモンテ(Perry Bamonte)が死去。バンドが公式サイトで発表。65歳でした。

以下、バンドの声明より

「深い悲しみとともに、私たちの偉大な友人でありバンドメイトであるペリー・バモンテが、クリスマス期間中に自宅で短い闘病の末に逝去したことをお知らせいたします。

静かで、情熱的で、直感的で、揺るがず、そして非常に創造的だった“テディ”は、温かい心を持つ、ザ・キュアーの物語にとって欠かすことのできない存在でした。

1984年から1989年にかけて“バンドを支える”役割を担い、1990年にザ・キュアーの正式メンバーとなり、『Wish』『Wild Mood Swings』『Bloodflowers』『Acoustic Hits』『The Cure』の各アルバムで、ギター、6弦ベース、キーボードを担当し、さらに14年間で400公演以上のステージに立ちました。

彼は2022年にザ・キュアーに復帰し、さらに90公演に参加。そのいくつかはバンド史上最高のライヴとなり、2024年11月1日ロンドンでの『The Shows Of A Lost World』コンサートでそのキャリアを締めくくました。

ご遺族の皆さまに、心よりお悔やみを申し上げます。
彼の不在は計り知れないほど大きな喪失となるでしょう」

ペリー・バモンテはロバート・スミスのギターテック兼パーソナル・アシスタントを経て、1990年にザ・キュアーの正式メンバーとなった。初参加アルバムは1992年の『Wish』。彼はさらに2枚のスタジオアルバム『Wild Mood Swings』1996年)と『Bloodflowers』(2000年)に参加した後、2005年にバンドから解雇された。

脱退後、バモンテはプラシーボとジュリアン・コープのバンドメンバーとともに Love Amongst Ruinに加入した。

2019年にはザ・キュアーのメンバーとしてロックの殿堂入りを果たし、2022年にバンドに復帰を果たした。17年振りの復帰だった。