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メガデスのデイヴ・ムステイン 手の問題について説明 「デュピュイトラン拘縮」を患っていると明かす

2025/12/25 10:25掲載
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DAVE MUSTAINE  - MariskalRockTV
DAVE MUSTAINE - MariskalRockTV
メガデス(Megadeth)デイヴ・ムステイン(Dave Mustaine)は11月末、なぜファイナル・アルバム&フェアウェル・ツアーなのかを明かした際、「手が言うことを聞かなくなってきていた」と手に問題を抱えていると話していました。スペインのMariskalRockTVの新しいインタビューの中で、ギターを100%の力で弾くことを妨げている手の問題について詳しく説明し、「デュピュイトラン拘縮」を患っていると明かしています。

「デュピュイトラン拘縮」とは、手のひらから指にかけて硬結(しこり)ができ、皮膚が引きつれて徐々に伸ばしにくくなる病気です。現状、根本的な治療法はないそうで、治療は症状を緩和し、症状の進行速度を遅らせることはできるという。

ムステインはこう話しています。

「ああ、この手を見てくれ。ここに隆起した線があるだろ。これはデュピュイトラン拘縮って呼ばれるもので、指がこんなふうに曲がってきちゃうんだ。もうすでに始まっていて、ちょっと寄ってきている感じがある。それに、指先を見ればわかるけど、ひどい関節炎なんだ。だから、あのゴツゴツのせいで弾くのが本当に痛いんだよ。

手術は、本当に必要だと確信するまで待つつもりだ。今やってみて、95%の状態なのに、手術で悪化してしまったら、それは最悪の判断になる。手が本当に支障をきたすまで待って、それで手術がうまくいかなかったとしても…まあ、その時にはもう世界中をツアーして、みんなに別れを告げているだろうな。言い残したことも、やり残したこともないって言える状態になっているはずだ」