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ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」の曲名はどこから来たのか?考案したビキニ・キルのキャスリーン・ハンナが回想

2025/12/23 16:42掲載
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Nirvana / Smells Like Teen Spirit
Nirvana / Smells Like Teen Spirit
ニルヴァーナ(Nirvana)「Smells Like Teen Spirit」の曲名はどこから来たのか? このフレーズを実際に考案したのはカート・コバーン(Kurt Cobain)ではなく、ビキニ・キル(Bikini Kill)キャスリーン・ハンナ(Kathleen Hanna)でした。ハンナはポッドキャスト『Music Makes Us』の最近のエピソードの中で、振り返っています。

「私とカートはめちゃくちゃ酔っぱらって森に入って、それから街をうろついて、いろいろやって、最後には彼のアパートに戻ってきて、暗闇の中でいろんなものを壊しまくったのよ。私はマジック(油性ペン)で壁にいろいろ書き始めて、“Kurt is the keeper of the kennel(カートは犬小屋の番人)”って書いて、それから“Kurt smells like Teen Spirit (カートはティーン・スピリットの匂いがする) ”とも書いたの」

ハンナによると、その後、ニルヴァーナが『Nevermind』を制作中にコバーンから電話があって、このフレーズを使ってもいいかと尋ねられたという。ハンナはこの言葉が曲にどう収まるのか懐疑的だったそうですが、それは歌詞ではなく曲のタイトルになりました。

『ティーン・スピリット』は1991年にメンネン社が発売したデオドラントで、当時は特に10代の少女向けに広告展開されていました。

『ティーン・スピリット』の当時のCM


ポッドキャスト『usic Makes Us』


ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」