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フランス 「フランスのエレクトロニック・ミュージック」を無形文化遺産に認定

2025/12/23 10:42掲載
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Daft Punk
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フランスは「フランスのエレクトロニック・ミュージック」を無形文化遺産に認定。フランスの無形文化遺産リストに登録しました。フランスはユネスコ無形文化遺産に登録することを目指しており、今回の登録はそれに向けた第一歩です。

無形文化遺産は、芸能や社会的慣習、伝統工芸技術など、様々な無形の文化のうち、歴史的、芸術的にみて価値があると認められているものを指します。

フランスのラシダ・ダティ文化相は「エレクトロニック・ミュージックは、わが国の無形文化遺産にふさわしい地位を有している」と述べています。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている他の音楽形態には、ジャマイカのレゲエやコンゴのルンバ、日本の雅楽などがあり、最近、ベルリンのテクノ・シーンが追加されました。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は6月に、フランス本国ではフレンチ・タッチと呼ばれるフランスのエレクトロニック・ミュージックをユネスコ無形文化遺産に登録することを目指すと表明していました。マクロン大統領はこう述べていました。

「私はドイツが好きです。私がどれほど親欧州派かご存知でしょう。でも、私たちは誰からも教わる必要はありません。私たちはエレクトロの発明者なのです。私たちには“フレンチ・タッチ”があります」