「Driving Home for Christmas」などのヒット曲で知られる英国のシンガーソングライター、
クリス・レア(Chris Rea)が死去。家族が発表。74歳でした。
以下、家族の声明より
「私たちの最愛のクリスが短い病気の末、本日早朝に安らかに息を引き取ったことを、深い悲しみと共にお知らせいたします。
クリスの音楽は多くの人々のサウンドトラックを紡いできました。彼の遺した楽曲とともに、そのレガシーはこれからも生き続けるでしょう」
クリス・レアは1951年3月イングランドのミドルスブラに生まれる。ギターに出会うと、すぐに様々なバンドで演奏を始め、1974年にシングル・デビュー。1978年にデビューアルバム『Whatever Happened To Benny Santini?』をリリースした。同アルバムからはシングル「Fool (If You Think It's Over)」が全米シングル・チャート12位のヒットとなった。
商業的なブレイクは1980年代に訪れ、83年アルバム『Water Sign』がヨーロッパで、85年アルバム『Shamrock Diaries』がイギリスでヒットとなり、そして、86年名曲「On the Beach」を収録したアルバム『On the Beach』が世界中でヒット。続くアルバム『Auberge』(1991年)も全英チャート1位を獲得した。
1988年に発表したクリスマス・ソング「Driving Home for Christmas」は今でもクリスマスの時期になるとヒット・チャートに顔を出すスタンダード・ヒットになっている。
ブルース、ソウル、ポップ、ソフトロックの要素を融合させた多様なサウンドは、25枚ものスタジオアルバムに収録され、これまでの全作品の売上は全世界で3,000万枚を超えている。
レアは長年、様々な健康問題に苦しんでいた。1994年にわずか33歳で膵臓癌と診断され、数年後には膵臓を摘出。さらに2016年には脳卒中を患った。
晩年は健康問題などもあり、かつてのようなコンスタントにヒット・アルバムをリリースする形ではなく、彼の原点となるブルーズに回帰し、独自の活動を続けていた。