HOME > ニュース >

レーナード・スキナードの悲劇 77年の飛行機事故で重傷を負ったアレン・コリンズが事故直後に病院でギターを弾いている未公開映像発掘

2025/12/22 13:01掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Allen Collins playing guitar in hospital shortly after Lynyrd Skynyrd plane crash
Allen Collins playing guitar in hospital shortly after Lynyrd Skynyrd plane crash
レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)のメンバーが亡くなった1977年の飛行機事故にて重傷を負ったギタリストのアレン・コリンズ(Allen Collins)が、事故直後に病院でギターを弾いている、これまで公開されたことのない映像を発掘。ネットに投稿されて話題に。

1977年の飛行機事故では、フロントマンのロニー・ヴァン・ザント、ギタリストのスティーヴ・ゲインズ、バックシンガーのキャシー・ゲインズらが亡くなりました。

この映像は、Substackでニュースレター「Miller Medical History」を執筆する血管外科医で医療史家のクレイグ・A・ミラー医師が今月初めに公開しました。

映像で、コリンズは病院用のパジャマか手術着と思われるものを着ており、首に装具を装着し、左腕には骨折を固定するための固定器が取り付けられている姿でギターを弾いている様子が映っています。この事故でコリンズは、首の椎骨2箇所を骨折し、腕にも重傷を負いました。腕の傷はひどく、切断も検討されるほどでした。

当時、教育病院では教育や記録のために外科手術の症例を記録することが一般的だったため、この映像はもともと、外傷の回復を記録した医療映画プロジェクトの一部でしたが、ミシシッピ大学医療センターがアーカイブをデジタル化する過程で発掘されたという。

当初、この映像はレーナード・スキナード関連のFacebookグループで共有され、5日間で200万回再生されたという。この映像がAIによって生成されたものじゃないかという声もありますが、ミラー医師は「コリンズのビデオは100%本物です」と主張しています。